スーパーGT：最終戦の勢力占う2日間。10月8～9日のもてぎ公式テストエントリーが発表に

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは9月25日、ツインリンクもてぎで10月8～9日に開催する公式テストのエントリーリストを発表した。

　この公式テストは11月10～11日に行われる2018年シーズン最終戦の舞台であるもてぎで行われるもので、最終戦の勢力図を占う上で重要な意味を持つ。

　そんなもてぎ公式テストにはスーパーGT500クラスで15台、スーパーGT300クラスで25台の合計40台が名を連ねている。　　

　GT500クラスについてはシリーズにレギュラー参戦しているドライバーたちが参加。今年がGT500デビューとなるWAKO’S 4CR LC500のフェリックス・ローゼンクヴィストとRAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンにとっては、もてぎの攻略法を学ぶ重要な機会となる。

　GT300クラスはシリーズエントリーからTEAM MACHのマッハ車検 MC86 Y’s distraction、R’Qs MOTOR SPORTSのアールキューズ AMG GT3を除いた25台が揃う形に。

　ドライバーに関しては基本的にシリーズエントリーしている面々が揃っているものの、D’station Porscheはスヴェン・ミューラーが不参加。2日間とも藤井誠暢のみがドライブすることになる。

　そのほか、HOPPY 86 MCはテスト初日は土屋武士が、2日目はFIA-F4選手権に参戦中の小高一斗が、リーガルフロンティア ランボルギーニGT3には高橋翼が、EIcars BENTLEYには小河諒が第3ドライバーとして登録されたほか、植毛 GT-Rは田中勝輝とリチャード・ブラッドリーがステアリングをシェアする。

　このもてぎ公式テストは一般にも開放されているので観覧が可能となっており、最終戦もてぎの前売り観戦券1枚につき、1名は入場無料になる。

　テスト期間中はオープンピットやグランドスタンドのVIPルーム、パドックの無料開放、ピットからコースインするマシンを至近距離で観覧できる激感エリアの設定など、さまざまなイベントが用意されているので、ぜひ足を運んでみよう。

　詳しくはツインリンクもてぎのホームページまで。

■2018スーパーGTもてぎ公式テスト GT500クラスエントリーリスト（9月25日時点）

■2018スーパーGTもてぎ公式テスト GT300クラスエントリーリスト（9月25日時点）