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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.11.26 22:20
更新日: 2018.11.26 22:29

ホンダ青山のイベントに山本&バトンが登場。「アブダビでたくさんのことを吸収できた」山本がファンの前でF1への思いを報告

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スーパーGT | ホンダ青山のイベントに山本&バトンが登場。「アブダビでたくさんのことを吸収できた」山本がファンの前でF1への思いを報告

 ホンダとして8年ぶりにスーパーGTのタイトルをもたらしたRAYBRIG NSX-GTのチャンピオン獲得を記念して、ホンダは11月26日、青山本社のウェルカムプラザで「2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティング」と題したファン感謝イベントを開催。山本尚貴とジェンソン・バトン、そして高橋国光総監督が登壇して、今シーズンを振り返ってファンの応援に感謝を述べ、山本は直前まで訪問していたF1アブダビGPについて報告を行った。

 一般の入場客わずか120名先着順のイベントとあって、平日にも関わらずすぐに満席となった今回のファンイベント。スーパーGT最終戦もてぎ戦を終えてまだ約2週間しか経っておらず、レース後、はじめてドライバーふたりの声を聞ける機会とあってか、立ち見も出るような熱気の中でイベントは行われた。

「感無量です。本当にみなさんの応援のお陰でタイトルを獲ることができました」と高橋国光総監督がファンへの感謝を述べ、レース後に涙を見せた山本も「泣こうと思えば今でも泣けると思います(苦笑)」と最終戦のチェッカー後を振り返ると、その後は山本、バトンともにシーズンの裏話を話し始めた。

「最初はJB(ジェンソン・バトン)のことはジェントルマンで気さくと聞いていましたが、乗る度にステアリングの位置が遠くなっていったりしました。さすがワールドチャンピオンと思いました(苦笑)」と、山本はさり気なく自分の好みにセットアップを優先してくバトンの巧さに感心。

 一方のバトンは、今季一番のハイライトに最終戦の後半スティントを挙げ、「ナオキのダブルタイトルが懸かっていたから大きなプレッシャーだった。みんな分かっていないかもしれないけど、チームで一番プレッシャーを感じていたのは僕だよ。ナオキはスーパーフォーミュラでタイトルを獲ったわけだから、スーパーGTで獲れなかったとなると必ず僕のせいになってしまうからね」と、最終戦のプレッシャーを吐露。山本もそんなバトンを気遣い、ふたりの仲の良さをアピールする形となった。

 そんなふたりのやりとりを高橋国光監督は、「バトン選手がドライビングポジションにこだわりだして、ホッとしました。ドライビングポジションにこだわるということはドライビングに集中したい、真剣に攻めた走りをしたいということ。ドライビングポジションは本当に大事ですからね。そして山本選手の『そこまで話すんだ』という、バトン選手へのオープンな姿勢には本当にビックリしました。ドライバーなら誰しもが自分だけが知っていることは自分だけのものにして利己主義になりやすいけど、本当にふたりの仲の良さを感じました、まるで兄弟みたいだった(笑)」と、RAYBRIGチーム優勝の秘訣に、山本とバトンのコンビネーションが大きな要因のひとつだったことを明かした。

 バトンにとっても、「スーパーGTはチームメイトが一番速いドライバーであってほしいと思うカテゴリー。スーパーGTのベテランでもあるナオキは、本当に最高のティーチャーだった」と山本への感謝を述べ、お互いをリスペクトし合った。

2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティングに参加した山本尚貴とジェンソン・バトン
2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティングに参加した山本尚貴とジェンソン・バトン

■「まだ何も決まっていない」を強調する山本、F1アブダビGPを訪問を報告


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