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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.05.02 14:39

スーパーGT:「非常事態」で開幕戦を終えたレクサス陣営。反転攻勢の鍵はエンジンにあり

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スーパーGT | スーパーGT:「非常事態」で開幕戦を終えたレクサス陣営。反転攻勢の鍵はエンジンにあり

 開幕戦岡山でのQ2進出は、わずか1台のみ。レクサスLC500陣営のピットには暗いムードが漂っていた。「今年は厳しい戦いになる」「これが精一杯」「危機感を持っている」――そんな言葉が、ドライバーやエンジニアからは聞こえてきた。

「非常事態です」

 そう語るのは、レクサスのエンジン開発を担当するTRDの嶋田良孝氏だ。じつはレクサス勢は、オフの段階で開発中のエンジンが立て続けに壊れたことで、本来投入するはずだった技術を引っ込め、信頼性が確認できている18年最終戦の状態にエンジンを戻し、開幕戦を戦っていた。

 LC500としては空力や足回りの改良などで、オフの間にポテンシャルを上げることができた。予選で昨年のタイムを上回ったことで進化は証明されたが、エンジンが“足踏み”状態では、いまのGT500では前年と同じポジションは守れない。

 GT500では今年も年間2基のエンジンしか使用が認められない。ただ、2基目のエンジン投入までレクサス勢の苦戦が続くかといえば、必ずしもそうではない。エンジンが封印されないエリアには、手を入れることが可能だからだ。「エンジンを壊したので、引き出しに戻したアイテムがあります」(嶋田氏)という。

 果たして、そのアイテムとは何なのか? 5月2日発売の「2019スーパーGTガイドブック」(auto sport臨時増刊)では、3メーカー開発陣の声を掲載。マシンの見た目の変化が少ないなかで、各陣営が2019年に向けてトライしてきた開発内容をまとめている。また、NSX、LC500、GT-RのGT500各社のエンジンルームの写真も掲載。18年仕様と比較することができる。

<その他の掲載企画>
・2019年のみどころ
・トップドライバー座談会|山本尚貴×平川亮×松田次生
・GT500/GT300全チームガイド
・GT300新車ギャラリー|マクラーレン/アストンマーティン/プリウス
・18ウイナーによるサーキットガイド
・車検場に潜入
ほか

5月2日発売の「2019スーパーGTガイドブック」(auto sport臨時増刊)
5月2日発売の「2019スーパーGTガイドブック」(auto sport臨時増刊)


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