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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.09.29 16:28
更新日: 2016.09.29 16:30

VivaC team TSUCHIYA スーパーGT第5戦富士、第6戦鈴鹿1000km レースレポート

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スーパーGT | VivaC team TSUCHIYA スーパーGT第5戦富士、第6戦鈴鹿1000km レースレポート

VivaC team TSUCHIYA レースレポート
2016 SUPER GT
Rd.5 富士スピードウェイ
Rd.6 鈴鹿サーキット

■日時 2016年8月6-7日
■場所 富士スピードウェイ
■チーム VivaC team TSUCHIYA
■ゼッケン 25
■監督 土屋春雄
■車両名 VivaC 86 MC
■ドライバー 土屋武士/松井孝允
■リザルト 予選9位/決勝13位

■日時 2016年8月27-28日
■場所 鈴鹿サーキット
■ドライバー 土屋武士/松井孝允/山下健太
■リザルト 予選5位/決勝22位

第5戦富士ラウンド
シリーズランキングトップから始まる。

 第4戦菅生ラウンドを2位という結果で終え、シリーズランキング1位という理想的な形で第5戦富士ラウンドを迎えました。菅生は優勝こそできなかったものの、テストで得た良い手応え通りのパフォーマンスを確認することができ、ここから最終戦までレースを戦ううえでポジティブな感触を得ることができました。

 とはいえ、この富士スピードウェイはロングストレートがあることで、我々の非力なマザーシャシーにとっては劣勢な場所です。そしてランキング1位の代償で66キロのハンディウエイトを搭載しているため、更に厳しい戦いが予想されました。

 しかしこのことも織り込み済み。この富士では、少しでもポイントを取り、次戦マザーシャシーが得意な鈴鹿で大量ポイントを獲得するというプランに変更はありません。目標のチャンピオンを獲得するためにも”想定外“がないように、しっかりと準備をしてスケジュールを進めていきました。

 しかし第5戦富士のフリー走行が開始されると、いきなりマシントラブルが発生。シフトチェンジができたりできなかったり、機械系ではなく電装系のトラブルです。

 何度もピットインを繰り返し、考えられる場所を交換したり経路を変えてみたりして、ようやく原因を掴むことができたときには残り時間はわずか10分。セットアップはできずに1回のアウティングでフリー走行を終了。タカミツはサファリの時間に少し走ることはできましたが、予選に向けては何も準備できずに挑むことになりました。

 そしてQ1は私、土屋武士が走行。走行不足は否めないものの、セットアップに関しては持ち込みの状況でそれほど悪くなかったので、何も変更せずにスタート。100Rが少しU/Sだったものの、アタックも無難に決まり1‘38“767のタイムでその時点の11番手。そしてこのタイミングで赤旗がでました。まだアタックを終えていないマシンがいて、この赤旗の影響でタイムアップできなかったマシンがあり、運も味方してくれて12番手でQ1を突破することができました。

 Q2はタカミツが走行。ほぼ練習なしの中、私と同タイムの1‘38“770で9番手のグリッドを得ることができました。ただ練習なしとはいえ、私とのタイム差は3/1000秒で私の勝ち。どんな状況でもプロで生きていくならタイムを出してこなければなりません。「こいつには敵わない」というようにならないと500のシートに乗り続けることはできないと思います。前戦菅生のタカミツをいつでも出せるようにならないと。もうみんなの期待は私をぶっちぎることなんですから。


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