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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.09.10 06:45
更新日: 2019.09.09 17:16

ホンダ 2019スーパーGT第6戦オートポリス レースレポート

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スーパーGT | ホンダ 2019スーパーGT第6戦オートポリス レースレポート

SUPER GT Round.6 オートポリス
2019.9.8(日)

不安定な天候のなかで行われた決勝で、#17 KEIHIN NSX-GTが今季ベストの2位

 9月7日(土)~8日(日)、オートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県)で、2019年度スーパーGTシリーズ第6戦が開催され、GT500クラスに5台の2019年型NSX-GT、GT300クラスに3台のNSX GT3が出走しました。台風13号と15号が日本列島に接近したことで天候が不安定になるなか、レースの各セッションは進みました。

 土曜日午後2時50分、GT500クラスの公式予選がドライコンディションで始まりました。15分間のQ1セッションでは、午前の公式練習でもトップタイムを出していた#17 KEIHIN NSX-GT(ベルトラン・バゲット)が1番手、#8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)が7番手のタイムを記録。8台で争われるQ2セッションへ進出しました。

 GT300クラスの予選Q2を挟み、10分間で行われるGT500クラスのQ2セッションは、午後3時33分に始まりました。セッションが残り1分ほどとなったところでARTA NSX-GT(野尻智紀)が1分33秒967を記録して暫定首位に立ちましたが、その直後KEIHIN NSX-GT(塚越広大)が1分33秒262でトップを奪いました。
 
 そのあとは、2台のNSX-GT勢を上回るタイムを出すマシンは現れず、ポールポジションはKEIHIN NSX-GT(塚越/バゲット)が獲得。2番手にはARTA NSX-GT(野尻/伊沢)が続いて、2台のNSX-GTがフロントロウに並ぶことになりました。

 日曜日の決勝レースは、黒い雲が発生しながらも薄日射すなか、全車がスリックタイヤを装着してスタートしました。ポールシッターのKEIHIN NSX-GT(塚越)は周回ごとに後続との差を広げて首位の座を固める一方、2番手スタートのARTA NSX-GT(伊沢)は、ライバルたちの追撃を受け、徐々に順位を下げていきました。

 KEIHIN NSX-GT(塚越)が15周を終えるころ、コースの一部で雨が降り始め、一時的に弱まる時間帯はあったものの、30周を走り終えるころにはコースが濡れだすコンディションとなりました。KEIHIN NSX-GTは34周を走り終えた段階で、チームはバゲットへのドライバー交代と給油を行うため、マシンをピットへ呼び戻し、あえてスリックタイヤを装着してバゲットをコースへ送り出しました。
 
 しかし、コンディションはさらに悪化し、スリックタイヤでの走行は難しい状況になっており、この作戦は裏目に出てしまいました。

 ところが、KEIHIN NSX-GT(バゲット)がコース復帰した直後に、他車のアクシデントの影響によりセーフティカーが介入しました。この時点で KEIHIN NSX-GTは4番手につけていましたが、前を行くライバル3台はまだピットイン義務を終えていなかったため、ピットストップのロスタイムを最小限に留められる展開となりました。


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