11月2～3日に開催が迫った2019年のスーパーGTシリーズ最終戦の第8戦ツインリンクもてぎ。GT500クラス、GT300クラスともにチャンピオンが決まる1戦はレース以外にもさまざまなイベントが予定されていて注目どころが満載だ。
全8戦で構成されている2019年のスーパーGT。最終戦となる第8戦もてぎでは、GT500クラスは3車、GT300クラスは4車がシリーズチャンピオンをかけた戦いに挑む。
特にGT500クラスは、2020年から車両規定が変更されるため、現行規定車両でのレースを楽しめるのは、この第8戦もてぎが最後ということもあり、すでに観戦を計画している人も多いだろう。
そんなスーパーGT第8戦もてぎはレース以外にもチェックしておきたイベントが多く開催される。すでにチケットを確保しているかたはもちろん、まだ迷っているかたも一度確認しておこう。
予選日に行われるイベントでもっとも注目なのが、11月2日（土）夜に行われる『SUPER GT OVER NIGHT SQUARE』だ。こちらはレース観戦券があれば誰でも参加可能で、V字コーナー奥の特設エリアで実施。イベントでは決勝へ向けた興奮を高めてくれるトークショーなどが行われる。
18時20分からスタートするトークイベントにはサーキットアナウンサーであるピエール北川氏進行のもと、スーパーGTでレースコントロールを務める服部尚貴、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3をドライブする吉本大樹が登場。終わったばかりの予選や決勝へ向けた展望などが語られる。
また18時からはニッサンGT-Rの誕生50周年を記念したスペシャルトークショーが行われるほか、GT-Rとニッサン・フェアレディZの展示、創業150年の老舗『森田城やな』による天然鮎の塩焼きなどグルメも楽しめる。
決勝日にチェックしておきたいのは、オープニングセレモニー中に行われる航空自衛隊松島基地所属のF-2B戦闘機による歓迎フライトと、レース終了後にホームストレート上で行われるグランドフィナーレ、パルクフェルメ＆コースウォークだ。
戦闘機好きの間では“平成のゼロ戦”とも呼ばれるF-2Bによる歓迎フライトは、2018年にも行われたもの。ジェットエンジンの轟音とともに大空を舞う姿は目を奪われること間違いなしだ。
レース後のパルクフェルメ＆コースウォークは毎戦おなじみと言える催しで、レースを戦い終えた直後のマシンやコースを間近にチェックできるもの。グランドフィナーレはシリーズに参戦する全ドライバーが一堂に会し、1年間声援を送ってくれたファンに対し感謝を伝えるイベントだ。
ファンの前に2019年シーズンを戦った全ドライバーが集結するのは、これが最後の機会と言ってもよく、ファンにとっても激闘を終えた全ドライバーに感謝を伝える最後のチャンスとなりそうだ。
そのほか大会期間中は2020年からGT500クラスを戦うDTMドイツ・ツーリングカー選手権との共通規則『Class1（クラス1）』に準拠したトヨタ、ニッサン、ホンダのマシンも展示されるほか、3台そろってのデモランも披露される。こちらもスーパーGTファンはチェックしておきたいところ。
レース以外のイベントも盛りだくさんのスーパーGT第8戦もてぎ、今年は11月4日（月）が振替休日で3連休となることから、家族連れでの観戦を計画している方も多いのではないだろうか。そんな方には2日間の入場＆レース観戦券と指定席券、駐車券がセットになったファミリーセット券がおすすめだ。
このファミリーセット券は、高校生以上2名分の観戦券とA席またはZ席の指定席券、3歳から中学生2名分の観戦券とA席またはZ席の指定席、四輪駐車券がセットになっており、個別で購入するよりもお得にスーパーGTを楽しめるもの。
高校生以上2名分の観戦券には隣接するアミューズメント施設『モビパーク』の1日パスポートがついてくるほか、小中学生以下のかたを対象としたモビパークパスポートもオプションでつけることができるので、予選や決勝を指定席で楽しみながら、セッションの合間をモビパークで過ごすことができる。11月2～4日は年内最後の3連休なので、家族でのレジャーも兼ねて、足を運んでみては。
各種チケットやイベントの概要などは、ツインリンクもてぎ公式サイトをチェックしよう。
