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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.02 18:43
更新日: 2019.11.06 20:47

中嶋一貴、Q1は「ポールは遠いというフィーリングだった」/スーパーGT第8戦 GT500ポール会見

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スーパーGT | 中嶋一貴、Q1は「ポールは遠いというフィーリングだった」/スーパーGT第8戦 GT500ポール会見

 11月2日にツインリンクもてぎで行われた2019年シーズンのスーパーGT最終戦となる第8戦もてぎ、スーパーGT GT500クラスで今季最後のポールポジションを獲得したのはau TOM’S LC500だった。Q1突破を果たした中嶋一貴、そしてQ2でポールポジションランを決めた関口雄飛、ふたりが予選の戦いを振り返りつつ、今季2勝目を狙う決勝への抱負を語った。 

au TOM’S LC500
中嶋一貴
「朝の練習走行は気温が低かったですけど、クルマの調子は悪くなく、しっかりタイヤを見る(確認する)ことができました。タイヤに関しては明日の決勝に向けても、不安に感じているところはあまりありません」

「ただ、Q1に向けてやったこと(セッティング調整)はあまりよくなかったようで、自分が走ったフィーリングでは『ポールポジションは遠いかな』と思いましたね」

「でも、Q2に向けてチームで話し合ってセットを変えていったことがよかった、そう思える結果になりましたし、うまく(関口が)決めてくれましたよね。非常に(見ている方も)盛り上がりました」

「明日(の決勝)、僕たちはチャンピオン争いとは関係ないですし、予選の結果でレクサス勢だけのチャンピオン争いになることも決まったので、あまり周りを気にせず、思い切りやりたいですね。僕たちは僕たちのレースをするだけです」

「今年、(自分たち36号車はシーズン)途中からうまくいかなくなりましたけど、勝てるところは勝とうという気持ちで来ていますので、それを達成して帰りたいと思います」

「(レクサス&ブリヂストン優勢となった2019年シーズンについて)冬のテストから開幕戦の段階では想像もしていなかったですね。第2戦のことは(WEC世界耐久選手権と重複で欠場のため)よく分からないですけど、第3戦鈴鹿あたりから『速いな』と思えるようになりました。開発の人たちが頑張ってくれた結果だと思います」

「明日は天気が(微妙)という話が出てきていますけど、てるてる坊主を正しい向きでつけるしかないですかね。晴れ(ドライ)でレースしたいと思っています。今年、僕たちは雨絡みのレースでスムーズにいった記憶があまりないので」

「そろそろ(雨でもいい方向に流れが)当たるかな、という気もしつつ、やっぱり、できればドライでスムーズなレースをしたいと思います」

関口雄飛
「Q1のタイム差としては(ポールを狙うのは)厳しいかなというところでしたが、そのなかでも『できることはやろう』というのは、つねに思っていることなので、エンジニアや中嶋選手と話し合って、セット変更していきました。それがすごくうまくいったんだと思います」

「具体的にはQ1ではオーバーステアだったクルマが、Q2ではそれが少し残っている程度になりました。タイムも出ましたので、うまく合わせ込めたと思います」

「僕たちはチャンピオン争いとは関係ないですから、明日は早めに逃げて、チャンピオン争いをしている人たちとはレースをしないようにして、ぶっちぎりでいきたいですね」

「(レクサスの優勢について)最終戦のもてぎではニスモ(MOTUL AUTECH GT-R)が毎年速いですし、寒い時期はホンダがエンジン的に速いとか、いろいろなことがあるんですが、もし最終戦がSUGOだったらホンダ勢が上位を占めているかもしれません」

「レクサスはRC Fで戦っていた時代からもてぎで強いですし、今年もその傾向ですから、その意味では分があるんだろうと感じています」

「もてぎのコースは、雨になったら話は別ですけど、ドライなら抜きにくいコースなので、ポールポジションの有利性は他のサーキットより大きいと思います。明日はそれを最大限に活かしてレースしたいですね」

2019年のスーパーGT第8戦もてぎ 、ポールを獲得したau TOM’S LC500の中嶋一貴と関口雄飛、伊藤大輔監督
2019年のスーパーGT第8戦もてぎ 、ポールを獲得したau TOM’S LC500の中嶋一貴と関口雄飛、伊藤大輔監督


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