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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.03 20:30
更新日: 2019.11.06 21:00

KeePer平川「優勝したがチャンピオンは獲れず……言葉にできない」/スーパーGT第8戦もてぎ GT500優勝会見

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スーパーGT | KeePer平川「優勝したがチャンピオンは獲れず……言葉にできない」/スーパーGT第8戦もてぎ GT500優勝会見

 11月3日にツインリンクもてぎで行われた2019年のスーパーGTシリーズ最終戦、第8戦もてぎの決勝レース。53周の戦いでGT500クラストップチェッカーを受けるもシリーズチャンピオンには手が届かなかったKeePer TOM’S LC500のニック・キャシディと平川亮がレースをふり返った。
  
KeePer TOM’S LC500
ニック・キャシディ
「かなり難しいレースだった。僕たちは4番手スタートで、前にいたのは強力なクルマ、チームばかりだった。スタート自体は完璧だった。グリッドにいたGT500のなかで、ぼくたちが一番速いクルマだったことは間違いない。僕のスティントに関して言えることはこれだけだ」

「僕たちと6号車(WAKO’S 4CR LC500)はタイヤがまったくおなじで、ウォームアップに苦労するという特徴がある。それと比べるとミシュランタイヤのほうが温まりやすいという特徴があるんだ。ただ僕の強みは、コールドタイヤでいいタイムを刻めるということ。そこは自信を持っていたし、今シーズン何度か(もてぎの決勝と)同じような状況で6号車とバトルしてオーバーテイクした経験もあったから、それも自信につながった」

「(スティント終盤の)あの時点で36号車(au TOM’S LC500)を無理にオーバーテイクする必要はなかった。あのときは3~4番手を走るライバルとのギャップを広げることに集中していたからね。カズキ(中嶋一貴)がミスをした場面もあって、仕掛けようと思ったけど、すぐに防御された」

「もし彼とシリーズチャンピオン争いをしていたら攻めていたかもしれないけど、そうではないし、彼はチームメイトでもあるから“紳士的”に対応した。それに2周後にはピットインする予定だったんだ。まさか、同時にピットインするとは思っていなかったけどね」

平川亮
「ピットアウトしてアウトラップはよかったんですけど、そのあとペースが上がらなくて。36号車(au TOM’S LC500)の後ろにずっといたせいか、フロント(タイヤ)がキツくて、なかなかペースも上げられませんでした」

「トップに立った後はペースもよく、後ろを離すことができました。結果的には優勝できましたけど、チャンピオンを獲れなかったので悔しいというか……あまり言葉にできないです」

会見でも言葉少なだったふたりだが、写真撮影では気丈に振る舞っていた
会見でも言葉少なだったふたりだが、写真撮影では気丈に振る舞っていた


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