10月8〜9日に、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催されるスーパーGT第7戦。予選日となった10月8日のサーキットから、いくつかトピックスをお届けしよう。
■あるチームはヒヤヒヤ。あるチームはウェルカム?
午後3時からの公式予選の直前、午後2時30分あたり。予選に向けて暖機が各チームで行われているなか、直前からかなり黒い雲が立ちこめ大粒の雨が降り出した。
「うっそ!? マジで?」「よし! もっと降れ! ポール獲るぞ!」とウエットを得意とするチーム、苦手とするチームで反応はバラバラ。タイヤによって雨の得意不得意が分かれるスーパーGTらしい光景が見られた。
しかも、Q1終了直後、サーキットの1コーナー方向の遠方には、明らかにスコールが降っている雲が。幸いこの雨はサーキットには届かなかったが、これが来ていたら予選は大荒れだったかも……!?
■ヨルグさんぽ。
毎年そうなのだが、タイのピットウォークは時間が長く取られている割に、入場者の数はそれほど多くなく非常にまったりした雰囲気。各チームではファンサービスをしつつも、海外戦ならではの光景もそこかしこで見られた。いつもは大人気で長蛇の列ができているMOTUL AUTECH GT-Rのふたりもご覧のとおり。下写真のような撮影もいつでもOKだ。ちなみに、一番人気だったのは、やはり地元のトヨタ・チーム・タイランドだった。
そんななか、かなりヒマを持てあましていた感じだったのがStudie BMW M6のヨルグ・ミューラー。しばらくは下写真のように自チームのピットの前にいたが、なんと自らピットウォークを楽しみはじめた。
ひととおり各チームのピットを回ったミューラーは、ライバルチームのノベルティグッズを手に入れExcellence Porscheのヨルグ・ベルグマイスターのもとへ。スーパーGTのグッズを興味深そうにふたりで眺めていた。