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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.10.10 01:43

タイでのスーパーGT開催は2017〜18年の2年間契約延長。インフラ整備をアピール

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スーパーGT | タイでのスーパーGT開催は2017〜18年の2年間契約延長。インフラ整備をアピール

 10月8〜9日と、タイのチャン・インターナショナル・サーキットでスーパーGT第7戦が開催されているが、8日決勝日に行われた記者会見の場で、GTアソシエイションの坂東正明代表と、サーキットのネウィン・チドチョブ代表が2018年までのスーパーGT開催を明らかにした。

 タイのブリーラム県に2014年に建設されたチャン・インターナショナル・サーキットは、10月のスーパーGT開催がこけら落としイベントとなり、その後も二輪スーパーバイクやWTCC世界ツーリングカー選手権等、世界戦も開催されてきた。

 その中でもスーパーGT開催についてチドチョブ代表は「この3年間開催してきたレースの中で、スーパーGTが最も大きなレースになっている。今後、2017年、18年も日本のスーパーGTを続けて開催することになった」と語った。

 チドチョブ代表はさらに、現在GTアソシエイションの坂東正明代表とともに、GT300車両を使った『スーパーGTタイシリーズ』の構想を進めていることを明らかにし、現地チームが今後スーパーGTの中で存在感を増してくれることを願っていると語った。

 今季で3年目となるタイでのレースだが、初年度に大きなネックとなっていたのはインフラの問題だ。チャン・インターナショナル・サーキットはサッカーのタイ・プレミアリーグの強豪・ブリーラム・ユナイテッドの本拠地であるニュー・アイモバイル・スタジアムのそばにあるが、バンコクから車で5時間以上、定期便は2日に1便、さらにホテルも不足している状況だった。

 しかし、3年目を迎えブリーラム近郊にはホテルが増え、定期便の数も増えた。また、近代的なショッピングモールも整い、日本人スタッフも比較的充実したレースウイークを送ることができている。

スーパーGT第7戦タイで記者会見に臨んだネウィン・チドチョブ代表とGTA坂東正明代表
スーパーGT第7戦タイで記者会見に臨んだネウィン・チドチョブ代表とGTA坂東正明代表


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