スイスの高級機械式時計ブランドであるCVSTOS（クストス）は、オートバックスセブンのレーシングスポーツブランド、ARTAとのコラボレーションウォッチ『チャレンジ ジェットライナーII P-S オートマティック ARTA』を2020年春より30本限定で発売すると発表した。
2005年に設立されたクストスはモータースポーツに積極的に関与。スーパーGTのシリーズスポンサーを務めるほか、GT300クラスでは2016年から18年までK2 R＆D LEON RACINGを支援しており、2019年はARTAの新スポンサーに就任しGT500を戦ったARTA NSX-GT、GT300王者となったARTA NSX GT3をサポートした。
そんなクストスとARTAのコラボによって誕生した『チャレンジ ジェットライナーII P-S オートマティック ARTA』は、その名のとおりジェット機を想起させるシリーズだ。
同ブランドの特徴のひとつであるスクエア型フェイスが与えられた限定モデルは、本物の航空機体さながらの構造美や素材を探求することで軽量化を実現。6時位置にあるスモールセコンドには、大型タービンをイメージさせる羽根車が取り付けられた。
また、ムーブメント内部には機械式時計にとって不文律であった“磁力”が用いられており、技術革新のさらなる追求もなされている。
このコラボレーションウォッチの発表と合わせて両ブランドは、ともにイメージするスポーティでエレガントな世界観を持つハイエンドシリーズ『ARTA CVSTOS』の始動をアナウンスした。
新シリーズのコンセプトは“FOR SPORTY LUXE”とされ、卓越した技術によってスポーティー、エレガンスな価値観が宿ったクストスの時計が持つ緻密さと同様に、機能的かつ美しいディテールで高級感が漂うスタイルを提案していくという。
ARTA CVSTOSのニューアイテムは1月10～12日に千葉県、幕張メッセで開催される東京オートサロン2020のARTAブースで披露予定。一部商品については先行販売も実施される予定だ。
なお、前述のとおりチャレンジ ジェットライナーII P-S オートマティック ARTAは30本の限定販売となっており、2020年春に発売が予定されている。気になる価格は118万円（税抜）となっている。
