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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.01.11 11:30
更新日: 2020.01.11 16:06

落札総額約3億3000万。東京オートサロン2020でレースカーだけのオークション初開催

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スーパーGT | 落札総額約3億3000万。東京オートサロン2020でレースカーだけのオークション初開催

 東京オートサロン2020の会期初日となる1月10日(金)に、BHオークションとスーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)によるレーシングカーだけのオークション『SUPER GT AUCTION-TAS-』が開催され、出品された10台のうち6台が落札された。その総額は3億2934万円だった。

 BHオークションは2018年から東京オートサロンの会場内でオークションを開催。これまではヒストリックカーなどがメインに出品されてきたが、2020年はGTAとのパートナーシップにより、出品された10台すべてがツーリングカーやスポーツカーなどレーシングカーとなっていた。

 1975年式ランチア・ストラトス ストラダーレ(Gr.4バージョン)など出品された全10台のうち、落札されたのは6台。なかでも予想落札価格が1億円オーバーとされていた1977年式のポルシェ935 K3/80 byクレーマーは、今回のオークションでの最高値となる1億6500万円(落札手数料10%込み:以下同)で落札された。

 次に高額での落札となったのはランチア・ストラトス ストラダーレで7810万円。6台の総落札価格は3億2934万円という結果となった。

今回の最高落札価格はイエガーマイスター仕様のカラーリングをまとうポルシェ935の1億5000万円(落札手数料込み1億6500万円)
今回の最高落札価格はイエガーマイスター仕様のカラーリングをまとうポルシェ935の1億5000万円(落札手数料込み1億6500万円)
アリタリアカラーの1975年式ランチア・ストラトス ストラダーレは7100万円(落札手数料込み7810万円)で落札
アリタリアカラーの1975年式ランチア・ストラトス ストラダーレは7100万円(落札手数料込み7810万円)で落札

 また、今回スペシャルロットとしてトムスからF3マシン、ラルトRT34が出品された。これは落札価格の一部(15%)がチャリティとして交通遺児育英会に寄付されるというもの。車両は、トムスがエンジンをトヨタ3S-GEエンジンに載せ替え、1990年当時のトムス仕様のカラーリングが施されたもので、こちらは220万円で落札されている。

チャリティーオークションとして特別出品されたトムスカラーのラルトRT34は落札手数料込み220万円で落札された
チャリティーオークションとして特別出品されたトムスカラーのラルトRT34は落札手数料込み220万円で落札された

 今回のオークションの結果(落札手数料10%込み金額)は以下の通り。

・1975 ランチア・ストラトス ストラダーレ/Gr.4 Conversion:7810万円
・1995 HKS T-002/BCNR33 Record Breaker:1221万円
・1965 アルファロメオ・ジュリア スプリントGTAコルサ:不成立
・1972 ニッサン・スカイライン2000 GT-R KPGC10:3190万円
・1987 LM07トヨタ/Gr.C:3520万円
・1977 ポルシェ935 K3/80 by Kremer:1億6500万円
・2016 ポルシェ991 GT3-R:不成立
・2014 BMW Z4 GT3/Suzuka 1000km Winner:693万円
・2012 McLaren MP4-12C GT3:不成立
・1995 BMW 320ST Nur24/Spa24 Winner:不成立


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