新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、モータースポーツ界でもさまざまなイベントが開催中止や延期となってしまっている。そんななか3月7日（土）、開催中止となっていた『モースポフェス2020 SUZUKA〜モータースポーツファン感謝デー〜』の本来のスケジュールに合わせて、SNS上で『#エアモースポフェス』のハッシュタグを使ってファンや関係者が盛り上がりをみせている。
本来であれば鈴鹿サーキットで、シーズンの幕開けを告げるイベントとして開催予定だったモースポフェス。2019年からモビリティランドとトヨタ自動車、本田技研工業の3社が共催し、メーカーの垣根を越えてふだん見られない競演が楽しめるイベントとして開催されていたが、2020年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、中止が決まっていた。
しかし3月7日、SNS上で『#エアモースポフェス』のハッシュタグを使いネット上でモースポフェスが『エア開幕』した。
鈴鹿サーキット（@suzuka_event）は「『#エアモースポフェス』は、思い出、願望、妄想をエアで楽しむものとなります。それを我々スタッフは仕事中にチラ見しながら、業務に励みます。たまに呟くかもしれません。本当のモースポフェスは中止となっておりますので、ご注意ください」としており、本来のイベントスケジュールに沿って、ファンが写真や動画、サーキットグルメ等を投稿し、盛り上がりをみせている。
サッカーでは、Jリーグが『#エアJリーグ』のハッシュタグで、Jリーグ公式や各クラブも参加しながら、本来の開催時間にサポーターや選手も参加し盛り上がっているが、モータースポーツ界でも同様の試みがなされたかたちだ。とは言え、ファンの思いとしては一刻も早く『エア』ではなくなってほしいところだろう。
