チームのカーナンバーにちなんだ3月8日、スーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM ZENT CERUMOは、2020年の参戦体制と新たに投入されるZENT GR SUPRAのカラーリングを発表した。今季は2005年以来ひさびさにトヨタGRスープラがベース車両となるが、『Supra is Back』のコンセプトに合わせ、2005年のZENT CERUMO SUPRAのカラーリングをオマージュした、懐かしくも斬新なカラーリングが採用された。
すでにTOYOTA GAZOO Racingから発表されているとおり、2020年も立川祐路と石浦宏明という変わらぬドライバーラインアップでシーズンに臨むTGR TEAM ZENT CERUMO。そのチーム体制と、カラーリングがカーナンバーにちなんだ3月8日に発表された。
今季、チームは立川と石浦というコンビ、さらに村田卓児エンジニアという体制は変わらず、立川が総監督も務めながら、村田淳一監督が継続する点も変わらない。引き続き株式会社善都（ZENT）が強力にチームをサポートしながらシーズンに臨む。
そんな2020年、マシンは新たにトヨタGRスープラとなるが、そのZENT GR SUPRAのカラーリングも発表された。新たなカラーは、ZENTのレッドのカラーリングを基調としているが、車体半分にはシルバーのカラーリングが施されている。
このカラーリングのベースとなったのは、2005〜06年のカラーリングだ。2005年は、80スープラをチームが使った最後の年であり、立川と高木虎之介のコンビでチャンピオンを獲得した記念すべき年。『Supra is Back』のコンセプトに合わせ、その記念すべき年のカラーリングを、最新のトレンドに合わせた斬新なラインと組み合わせ、鮮烈な車体デザインができあがった。
2020年は、TGR TEAM WAKO’S ROOKIEとの2台体制で挑むことになるTGR TEAM ZENT CERUMO。チームは「チャンピオンを獲得した2005年のように強く戦い、シリーズチャンピオン獲得を目指してまいります」としている。
TGR TEAM ZENT CERUMO
2020年スーパーGT GT500クラス参戦体制
ドライバー：立川祐路／石浦宏明
チーム総代表：卜部治久
チーム総監督：立川祐路
チーム監督：村田淳一
チーフエンジニア：村田卓児
エントリー車両名称：ZENT GR SUPRA（#38）
