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投稿日: 2020.03.25 11:48
更新日: 2020.04.03 18:55

【スーパーGT基礎講座】日本を代表するレースの魅力をおさらい。シリーズ最大の特徴“2クラス混走”が生むもの


スーパーGT | 【スーパーGT基礎講座】日本を代表するレースの魅力をおさらい。シリーズ最大の特徴“2クラス混走”が生むもの

 年々観客動員数も増加し、グランツーリスモSPORTにマシンが収録され、ゲームセンターではシリーズをイメージしたゲームマシンが稼働するなど、人気、認知度が年々拡大しているスーパーGT。これからスーパーGTをチェックしようというかたがよりシリーズを楽しめるよう、あらためて歴史やレースフォーマットをおさらいしておこう。熱心なスーパーGTファンにとっても、スーパーGTの魅力を再確認する機会になれば幸いだ。第1回目はスーパーGT最大の特徴であるGT500とGT300というふたつのクラス、そして“2クラス混走”について取り上げる。

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 スーパーGTは1994〜2004年まで開催されていたJGTC全日本GT選手権を前身とする国内最高峰のGTレース。日本だけではなく、世界を見据えたシリーズ展開に向けて、2005年にスーパーGTという名称に生まれ変わり、2020年で15シーズン目を迎える。

 シリーズ最大の特徴である2クラス混走という形式はJGTC時代から受け継がれてきたもの。シリーズ創生期の1994年と1995年の2シーズンはヨーロッパのGTレースに習いGT1、GT2というクラス名称で行われていた。

 しかし、その後FIA国際自動車連盟が定めたGT1、GT2という車両規定との混同を避けるため、1996年シーズンからGT1はGT500、GT2はGT300という独自の名称に変わり、それ以来この形が維持され続けている。

 このGT500、GT300という名称は、当時参戦していたレーシングカーのエンジンパワーが、それぞれ約500馬力、約300馬力だったことに由来しているが、近年のGT500マシンが持つパワーは550馬力を優に超えるとみられ、GT300マシンのなかにも公称500馬力を超えている車両がある。

GT500クラス

 2020年シーズンのGT500クラスにはトヨタ、ホンダ、ニッサンと日本を代表する自動車メーカーが参戦。ドイツを中心にヨーロッパで開催されているDTMドイツ・ツーリングカー選手権との共通車両規定である『クラス1』に準じたマシンをそれぞれに開発して投入する。

GT500クラスのスタート練習の様子
スーパーGT岡山公式テスト GT500クラスのスタート練習の様子

 具体的にトヨタはGRスープラ、ホンダはNSX、ニッサンはGT-Rという自社を代表するスポーツカーをベースとしたマシンを開発・投入しており、2020年は3メーカー合計で15台がしのぎを削る。車両の外観はベースとなった市販車の面影を残すが全車とも共通のモノコックを使用して製作されるなど、中身は完全なレーシングカーだ。

 またホンダNSX-GTについては、市販車がエンジンを車体中央に積むMRレイアウトを採用しているのに対し、GT500車両ではクラス1規定に準じ、車体前方にエンジンを積むFRレイアウトに変更されているのも特徴だ。

 各車両が搭載しているエンジンは2リッター直4直噴シングルターボエンジン。F1やWEC世界耐久選手権でも使われるような最新技術が盛り込まれている上、マシン1台につき年間2基というエンジン基数制限のもとで年間8戦を戦い抜いており、ハイパフォーマンスと高い信頼性を両立したエンジンとなっている。


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