2016年からSROモータースポーツ・グループが運営し、インターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として開催されるモチュール・セパン12時間。SROは10月18日、そのエントリーについて決定しているものを発表した。
セパン12時間は、マレーシアの独立記念日を祝うレースとしてこれまで開催されていた『メルデカ・ミレニアム』をベースに、SROが強力にバックアップし開催するイベント。スパ24時間やバサースト12時間とともに、GT3カーによる“世界戦”インターコンチネンタルGTチャレンジの最終戦として行われる。
このレースにはヨーロッパのGT3チーム、アジアのGTレースで活躍する強豪チームのエントリーが見込まれているほか、SROとGTアソシエイションとのコラボにより、日本からもスーパーGT300クラス(JAF-GT車両含む)、スーパー耐久のST-X車両も参加が可能となっている。
そんなレースに向けて、SROはエントリーリストは公開していないものの、エントリーの一部を発表した。
最も注目と言えるのは、ニュルブルクリンクの強豪・ポルシェ・チーム・マンタイのエントリーだ。チームはポルシェ911 GT3 Rを2台エントリー。911号車は2015年ル・マン王者のアール・バンバー/ニック・タンディがパトリック・ピレとトリオを組み、912号車はリヒャルド・リエツ/ミハエル・クリステンセン/フレデリック・マコウィッキのトリオと、ワークスドライバー6人が揃っている。