株式会社JVCケンウッドは7月14日、スーパーGT GT300クラスに参戦するModulo Drago CORSEにサブスポンサーとして協賛すると発表した。
JVCケンウッドは、“JVC”や“ビクター”ブランドを有する映像・音響機器の大手メーカー。KENWOODブランドではオーディオ機器や無線機器をはじめ、カーナビゲーション、カーオーディオ、ドライブレコーダーといった車載機器などを製造・販売している。
国内3大自動車メーカーが参戦しているスーパーGTには、レース運営を行うGTアソシエーション（GTA）のサポートを行うとともに、GT500クラス全車を含む計22台のレーシングマシン用にテレビ放映用公式オンボードカメラを供給してきた実績を持つ。
そんなJVCケンウッドが協賛するModulo Drago CORSEは、ホンダの元エースドライバーでGT500クラスチャンピオンである道上龍が率いるレーシングチームだ。
2018年にホンダNSX GT3を用いてGT300クラスへの参戦を開始した同チームは参戦2年目となった昨シーズン、第5戦富士で3位表彰台を獲得。まもなく開幕となる2020年シーズンはチーム代表兼ドライバーを務める道上のパートナーにジェイク・パーソンズを迎え、新しいコンビネーションで全8戦を戦っていく。
JVCケンウッドは「過酷なレースにテクノロジーと情熱を持って挑戦することで感動を創造したい」というModulo Drago CORSEの想いに共感。国内最高峰シリーズをサポートしてきた背景と、同社が掲げる「感動と安心を世界の人々へ」という企業ビジョンのもと2018、19年シーズンに引き続き同チームへ協賛することになった。
これによりチームが使用するNSX GT3の車両名は『Modulo KENWOOD NSX GT3』が継続されることが決定。また、マシンをはじめドライバーが着用するレーシングスーツやメカニックの耐火スーツにKENWOODブランドのロゴを掲出し、同ブランドのプレゼンス向上を図っていくという。
