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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.09 22:00
更新日: 2020.08.09 22:16

ふたり揃って久々の優勝。柳田「このチームに声をかけてもらって本当に感謝」【第2戦GT300優勝会見】

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スーパーGT | ふたり揃って久々の優勝。柳田「このチームに声をかけてもらって本当に感謝」【第2戦GT300優勝会見】

 8月の300km決戦となった2020年スーパーGT第2戦富士スピードウェイでの決勝を終え、GT300クラスで待望の初勝利を飾ったシンティアム・アップル・ロータスの加藤寛規と柳田真孝が、ミッドシップ・マザーシャシーでの初優勝と、高橋一穂の情熱が作ったチームでのタイトル争いに向けた想いを語るとともに、初のウエイト搭載で臨む第3戦への展望を語った。

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シンティアム・アップル・ロータス
加藤寛規(第1スティント担当)
ベストタイム:1’38″432

「本当に久しぶりの優勝で、最高にうれしいというのが素直な感想です。シーズンオフから前回の第1戦にかけて少しトラブルがありましたが、それでも得られる情報が非常に多かった。これを柳田選手とチーム、エンジニア、そして由良(拓也)さんを含めた全員で相談しながら少しづつアップデートしていって今回戦えました。それから、ヨコハマタイヤさんも今回、本当に良いタイヤを作ってきてくれて感謝しています」

「そのおかげもあって予選ですごくいい位置に行けたんですが、じつは決勝でタイヤがどこまで持つかは全然分かっていなかった。『ヘンに仕掛けるとタイヤが終わっちゃうかな』と思ってあまり攻めることもできず(苦笑)。そしたら自分のスティント後半は思ったよりペースが良かった。それでピットインを伸ばせました。上手く行き過ぎたなと思うぐらいでしたね。ただ全然ラクではなかったです。いつタイヤが終わるか分からずヒヤヒヤしながら走っていました」

「(今回からタイヤの4本交換が義務付けられたが)開幕戦でも、ウチは無交換を考えてなくて4本交換だった。特にレギュレーションが変わったからといってウチが変わる部分はなかったです」

「今年、ウチは新たに柳田選手を迎え入れましたが、今のスーパーGTはGT300クラスもすごくレベルが高いんです。速さと経験と、あとはウチはマザーシャシーなのでセットアップのこともお互いに理解して進められないと上位に来れないと思っていた。そういう意味でも今回勝ててよかったです」

「チャンピオンシップに関しては……今年は乗っていないけど高橋さんの想いもある。僕もいろいろな想いを持って今シーズン走らせてもらってるので、今、『チャンピオン? それは無理です』なんて言えないですよね。だから、ベテランらしく、しつこく頑張っていきたいと思ってます」

「じつは、ロータスがウエイトを積むのは次戦が初めて(笑)。なので、また未知の戦いになります。おそらく今回みたいにタイヤマネジメントに全神経を集中して戦うことになると思いますし、それがこれからずっと続いていくだろうと思っています。クルマも良い方向に行ってますし、柳田選手と協力して鈴鹿も目一杯、頑張りたいと思います」

2020年スーパーGT第2戦富士 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)
2020年スーパーGT第2戦富士 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)


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