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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.11 21:18
更新日: 2020.08.11 21:19

TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

2020 AUTOBACS SUPER GT Round2
たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE

■開催日 8月8日(土)公式予選、8月9日(日)決勝
■開催地 富士スピードウェイ
■入場者数 無観客開催

 2020年シーズンは新型コロナウイルスの感染の可能性を下げる為、公共交通機関を用いないでも移動できるようにと富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎのみで開催されることになった為、第2戦は開幕戦に引続き富士スピードウェイで行われた。

 6月の合同テスト、開幕戦に続き3イベント連続の富士スピードウェイで今大会では、前戦とは違い土曜日に予選、日曜日に決勝と通常のスケジュールの中で開催された。開幕戦後には梅雨も明け、事前の天気予報も晴天で例年同様、暑い富士スピードウェイでのレースで上位を目指した。

■8月8日(土)

【公式練習】12位

天候:曇り
コース:ドライ
気温/路面温度 Q1開始:27度/37度、Q2開始:27度/35度、Q2終了:27度/35度

 戦いの舞台は前戦と同じ富士スピードウェイだが、日差しは強く気温も高く、夏真っ盛りの富士スピードウェイ。公式練習の始まる9時30分の時点で気温は30度を超え、路温も45度と全く異なるコンディション。

 19号車WedsSport ADVAN GR Supraは国本選手から乗り込み、持込のセットアップの確認、調整を行う。15周目には1分29秒123でその時点での6番手とまずまずのタイムを出す。ここで宮田選手に交代。決勝を想定したロング向けのセットアップへ変更し、GT300の占有走行が始まるまでのロングランを行う。

 タイヤ、燃費の状況を確認しながら、順調に周回を重ねていたが、残り時間3分ほどのところで、車両のモニター上に突然警告が出た為ストレート上に停止した。

WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)

 車両は即座にFROによって回収されピットへ帰ってきた。メカニック、TCDのスタッフがデータチェックや内視鏡などでエンジンを確認するが、問題は見つからず、センサーにエラーが出ただけの様だったので、占有走行終了間際にコースインし、実走のチェックも行えた。

 幸いにも問題はなっかった為、予選に向けたアタックシミュレーションは出来なかったが、問題なく予選は出走できる状態であった。

●国本雄資選手コメント(公式練習後)

「予選前のフリー走行終わりました。まず僕から乗り込み、持ち込んだタイヤを比べてました。その後宮田選手へ交代し、ロングランを行いました」

「予定していたメニューはしっかりこなしたのですが、最後に占有走行時に予選のシミュレーションを行うところで、少しトラブルが起こってしまい最後確認が出来なかず残念でしたが、予選に向けて気持ちを切り替えて予選では100%力を発揮できるようにしたいです」

●宮田莉朋選手

「公式練習は途中トラブルが出てしまい、占有走行はチェック走行になってしまいましたが、トラブルがあったとはいえ、問題はなく終える事は出来たと思います。予選に向けてはタイヤのフィーリングがいまいち掴み切れていないところもありますが、どんな状況でもベストを尽くしてQ2に繋げられる様に頑張りたいと思います」

●坂東正敬監督コメント(公式練習後)

「思ったよりか気温が上がらなかったので色々な部分が噛み合ってなかったかな、と思ってます。前回のレースでデータは取れているので予選に向けてアジャストしていければと思います」


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