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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.23 21:13
更新日: 2020.08.23 21:15

平中克幸「ピット作業の速度には正直、驚きました(笑)」【スーパーGT第3戦鈴鹿 GT300優勝会見】

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スーパーGT | 平中克幸「ピット作業の速度には正直、驚きました(笑)」【スーパーGT第3戦鈴鹿 GT300優勝会見】

 アクシデント多発の荒れた展開となった2020年スーパーGT第3戦、鈴鹿サーキットでの決勝を終え、GT300クラスで今季初勝利を飾ったGAINER TANAX GT-Rの平中克幸/安田裕信組が、迅速なピット作業が勝利のカギになったと明かすとともに、第4戦への展望を語った。

平中克幸
「個人的にゲイナーに加入してダンロップタイヤさんと一緒に戦い始めて10年ぐらいですが、この夏の鈴鹿、とくにウエイトが重い時期の鈴鹿でなかなか良い結果を残せてこなかった。そこに向けてしっかりと一緒に開発を進めていくなかで、どうしても『ダメかぁ』という年が続いていました。『今年こそ』というシーズンだったので、こうしてしっかり結果が残ってうれしいです」

「フリー走行の段階でタイヤとクルマのマッチングはすごく良くて、今回は表彰台争いはできそうだと。でも予選でちょっと厳しくなって、レースではファーストスティントの周りのクルマを見てもペースがちょっと速かったので『厳しいのかな』って思ってたのが本音です」

「レース自体も、チームが本当に素晴らしいピット作業をしてくれて、実際ファーストスティントでは6番手ぐらいだったと思いますが、僕が出て行ったら、ピット作業の順番や他の要素もいろいろとあったと思いますけど、2番手の順位で出られた。そこが今回は1番大きいかなと思います」

「そのピット作業の速度は正直僕も驚きました(笑)。実際にセーフティカー明けの作業で、GT500、GT300とたくさん同じようなタイミングで台数が入って来てたので、そういったなかでちょっと前が詰まってたり、混乱もあったんじゃないかなと思うんですけど『まさか』でした。僕がピットアウトしたときにJP(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)の前に出てたんで、『これはどういうことなの』って。でも、前に出たからには抑えなきゃいけないし、ここから頑張ろうっていう感じでした」

「次は表彰台を狙うにも可能性の低いウエイトなんですけど、今回のレースも僕らのチームがどこよりも速かったわけじゃないですし。チームの強みを活かして、ピットの作業であったり、レースの強さであったり、そういうところを活かして、なんとか100kgでもポイントをしっかり獲っていきたいなと思います」

スーパーGT第3戦鈴鹿 優勝を果たした平中克幸(GAINER TANAX GT-R)
スーパーGT第3戦鈴鹿 優勝を果たした平中克幸(GAINER TANAX GT-R)

■安田「ウエイトに厳しい鈴鹿の勝利にうれしさ倍増」


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