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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.09.12 19:58
更新日: 2020.09.12 20:47

立川「ブリヂストンのダンプ向けタイヤが見事にマッチしました」/スーパーGT第4戦 GT500予選会見

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スーパーGT | 立川「ブリヂストンのダンプ向けタイヤが見事にマッチしました」/スーパーGT第4戦 GT500予選会見

 天候に翻弄され、読みにくい路面コンディションとなった2020年スーパーGT第4戦、ツインリンクもてぎの予選を終え、GT500クラスでポールポジションを獲得したZENT GR Supraの立川祐路と石浦宏明が、イエローであわやQ1落ちという状況や、最多記録を更新の感慨、アタックラップでのアクシデントに関して語った。

立川祐路
「今回は朝から天候が不安定な状態で、正直なところ予選に向けてもドライなのかウエットなのか読めない状況でした。クルマの方は前回の鈴鹿からフィーリングは良くなって来たので、その流れで午前中を進めたんですけど、ドライだと今回持ち込んだタイヤがもう少し暖かい気温を想定していたので、これだけ涼しい今日のコンディションだと他メーカーのタイヤに対して、レースに向けては良い方向だけど1発のタイムでは苦しいなぁ、という思いはありました」

「Q1を見ていても苦しい展開を想定していましたし、Q2に向けてはそのスリックで出て行って、結果ウエットになった。それがウチには良い流れになり、ウエットとは言っても、少し湿っているだけのダンプ・コンディションみたいになったので、それも今回ブリヂストンがダンプ向けにタイヤを用意してくれていたので、それに見事にマッチしました」

「ウエットでのアタックに向けて前のマシン(19号車)とはだいぶ間隔を空けたんですけど、予想以上に追いついてしまって、今日のような路面コンディションでウエットタイヤだと、正直タイヤの良いところって本当に一瞬しかないので。あの周に賭けて行っていましたし、思いのほか、バックストレートで完全に追いついてしまい、ただ『行くしかない』という状況。次の周は、もうこのラップと同じようなタイムは出せないと思っていたので。でもあれは、僕自身が『なるべくロスしたくない』という思いで寄りすぎたと思うので、少し自分でも19号車に申し訳なかったな……と思う次第です、はい」

「24回目、予選が終わってそれを聞くまで分からなかったし、今でもまだ実感はないんですけど、23という数字は……(笑)、そこを抜けられたので良かったかな、とは思います。ここまでは『活動自粛中』みたいな状態だったので(笑)、ここから挽回しようかなと思います。今日はトップを獲れているわけですし、明日は本当にそれ以上、順位を下げないように頑張ります」

■予選Q1はダブルイエローで大幅にスローダウンしていた石浦


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