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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.09.13 16:02
更新日: 2020.09.13 17:45

最後までアクシデント多発の展開。LEON PYRAMID AMGがタイヤ無交換作戦を完遂し今季初勝利【第4戦もてぎGT300決勝】

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スーパーGT | 最後までアクシデント多発の展開。LEON PYRAMID AMGがタイヤ無交換作戦を完遂し今季初勝利【第4戦もてぎGT300決勝】

 変則的なスケジュールで行われている2020年のスーパーGTは9月13日、栃木県のツインリンクもてぎで第4戦の決勝レースが行われ、スーパーGT GT300クラスはLEON PYRAMID AMGが優勝を飾った。

 シリーズ全8戦で争われる2020年のスーパーGT。折り返しとなる第4戦は、近年、最終戦の舞台として行われるツインリンクで行われた。夏のもてぎ、ウエイトハンデありという、いつもとは異なる環境下のなかで未知のレースがスタートした。

 熱帯低気圧の影響で搬入日には局地的な豪雨、予選日は雨が降ったり止んだりする難しいコンディションが続いた週末だが、決勝日の朝は晴天で迎えた。ドライでのレースが予想されるが、レースのスタート前には雲が空を覆ってしまう。気温27℃、路面温度34℃、湿度61%というコンディション。果たしてこのまま天候に左右されることなくフィニッシュを迎えることができるのか。
 
 決勝レースは定刻の13時、セーフティカー先導のもと、フォーメーションラップがスタートし、ポールポジションのRUNUP RIVAUX GT-R、2番手HOPPY Porsche、3番手TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(31号車)とグリッド順に続いていく。ウォームアップ時にエンジントラブルで走行できなかったSUBARU BRZ R&D SPORTはなんとかグリッドからスタートすることができたが、30番手からスタート予定だったシンティアム・アップル・ロータスはピットスタートとなった。

 1コーナーを制したのはポールポジションからスタートしたRUNUP RIVAUX GT-R。その後方では3コーナーで4番手スタートのSUBARU BRZ R&D SPORTが3番手スタートのTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(31号車)をインからパスして3番手にポジションをあげた。RUNUP RIVAUX GT-Rは早くも後続を引き離しにかかり、3周を終えた時点で2番手の25に3秒以上の差をつけて周回を重ねていく。

 GT300の周回で5周目に入ると、早くもGT500クラスのトップが追いつき、バトルが激化していく。トップの2台は1分50秒台で走行できているもの、SUBARU BRZ R&D SPORTを先頭とした3番手以降は1分51秒台とややペースの差が開き始めた。

 その3番手争いはSUBARU BRZ R&D SPORT、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(31号車)、JLOC ランボルギーニ GT3の3台がコンマ5秒以内の差でポジション争いが白熱の様相を見せる。

 GT300の周回でレース9周目、S字の立ち上がりでT-DASH ランボルギーニ GT3とGT500のARTA NSX-GTがわずかに接触。コースオフを喫したT-DASH ランボルギーニ GT3はそのままV字コーナーに向かって芝生上を滑ってしまう。

 マシンはそのままコース上へ戻ってしまい、ライン上を走行してきたGT500クラスのWedsSport ADVAN GR Supraとクラッシュしてしまった。このアクシデントでセーフティカーが導入される。トップのRUNUP RIVAUX GT-Rは2番手のHOPPY Porscheに対してつけていた5秒以上の差がリセットされてしまった。

 さらにセーフティカーラン中に後方で渋滞が起きたGT300クラスはS字で詰まっていたアールキューズ AMG GT3にStudie BMW M6が突っ込んでしまうというクラッシュが発生。マシンの撤去が終了したGT300の周回で13周目、レースが再開。RUNUP RIVAUX GT-Rは再びジワジワと2番手以下を引き離しにかかる。


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