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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.05 13:04
更新日: 2016.11.05 13:16

【スーパーGT最終戦プレビュー】10台以上のタイトル候補。混迷極めるGT500チャンピオン争い

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スーパーGT | 【スーパーGT最終戦プレビュー】10台以上のタイトル候補。混迷極めるGT500チャンピオン争い

 2016年のスーパーGTを締めくくる第3戦/第8戦もてぎ。GT500クラスのシリーズタイトル争い天王山の戦いは開幕2連勝を飾って独走かと思われたMOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がここ数戦低迷したことで突如、大激戦模様となりはじめた。

 この最終ラウンドでは優勝とポールポジションのボーナスポイントを合わせて、最大42ポイントを獲得可能。そのため理論上はランキング16位までタイトル獲得の権利が残されており、現在10点のリードを持つポイントリーダー、MOTUL GT-Rは数字的にも盤石とは言えない。

 この42点という大量ポイントを獲得するため、この最終戦で重要になるのが、金曜日走行からの走り出しのセットアップの良さとタイヤのマッチング。タイヤを選択を含めて、もてぎに持ち込むセットアップがきちんともてぎのコンディションにマッチしていることが重要だ。

 今大会はスケジュールが変則的で、公式練習は11日(金)の2回のみ、12日(土)、13日(日)は短いインターバルで予選・決勝が行われるため、土日に大幅なセッティングを変更する余裕がない。

 加えて、ストップ&ゴーのレイアウトが特徴的なツインリンクもてぎはオーバーテイクが難しく、レース距離が通常より50km短いことを踏まえると、決勝で上位に行くには予選でのポジションが今まで以上に重要になる。そのためセッティングやタイヤマッチングなどが走り出しから決まっていなければ、タイトルへの道は拓けないのだ。


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