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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.07 17:06
更新日: 2016.11.11 11:14

スーパーGT2017年型GT500車両富士テスト。初日はレクサスLC500がトップ

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スーパーGT | スーパーGT2017年型GT500車両富士テスト。初日はレクサスLC500がトップ

 スーパーGTの2017年仕様GT500車両の開発テストが7日に富士スピードウェイで行われ、レクサスLC500、ニッサンGT-Rの2メーカーが参加。これまでの富士仕様と呼ばれていたロードラッグ仕様のエアロパッケージが来年からは使用できなくなるため、2メーカーは空力バランスのセットを中心に、開発メニューを進めた。
スーパーGT2017年型車両テスト富士
 2017年GT500車両のシーズン中の合同テストはこれまで鈴鹿、オートポリス、岡山で開催され、この富士で4回目。今回はレクサスLC500、ニッサンGT-Rの2メーカーがそれぞれ1台ずつの車両を用い、テストに参加した。ドライバーはニッサン陣営は松田次生、ロニー・クインタレッリ、レクサス陣営では立川祐路、石浦宏明、大嶋和也の姿が見られた。
スーパーGT2017年型車両テスト富士
 2017年からのエアロパッケージはDTMとのクラス1規定に合わせて、これまでのような富士用のロードラッグ仕様エアロの装着が認められなくなる。そのため、2017年仕様のGT500マシンは極端に言えば、ひとつの空力パッケージで鈴鹿やオートポリスといったハイダウンフォースサーキットと、富士のようなローダウンフォース・サーキットに合わせなければならない。

 これまでは前後のフェンダーを中心に大きくエアロが様変わりしていたが、来季に向けて、セットアップでどこまで富士仕様に合わせられるかが、この富士テストの大きなテーマとなる。
スーパーGT2017年型車両テスト富士
 ニッサンGT-R、レクサスLC500ともオートポリスの仕様から外観はほぼ同じ。オートポリスと同じパッケージで、富士でどのような挙動を見せるのかを試している様子だ。実際、午前9時からの走行では最初のストレート上でGT-Rがフロアを大きく擦りながら走行し、すぐにガレージへ。車高を上げたか、スプリングを硬くしたか、その後の走行ではストレートでフロアを擦るシーンは見られなかった。
スーパーGT2017年型車両テスト富士
 LC500は午前中は3周程度の走行を繰り返し、3周目にはストレート上でフィニッシュラインを過ぎてからアクセルを抜き、惰性で走行するコーストダウンを繰り返した。加速していない状態で空力の前後バランスやドラッグ、ダウンフォース量などを何度も計測するシーンが印象的だった。


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