8月に開催された第3戦以来に鈴鹿サーキットに戻ってきたスーパーGT。同サーキットでのシーズン2度の開催は2010年以来となり、今回の第6戦は有観客でレースが行われる。GT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したARTA NSX-GTの野尻智紀と福住仁嶺が、予選に向けたセットアップ変更や、明日の決勝に向けての意気込みを語った。
野尻智紀
Q1担当/ベストタイム:1分45秒478
「朝の練習走行から予選に関しては、少しセットアップを変更しました。ですが、それが少しQ1に対して良くなかったかなというところと、そのあたりをQ2に対してどう直すかというのを、僕の方は福住選手に良い形で渡すという意味合いで、そこが非常に大事だと思っていました。そのあたりのフィードバックが正解だったかはあれですけれど、間違いではなかったかなと思うので、そのへんも良い形でコミュニケーションが取れていたと思います」
「あとはクルマがどういう状況だとか、どんな感じで走ればいいかなど、だいたいのクルマのフィーリングを福住選手に伝えました。あとは福住選手の走りを見守るだけという形でした。(福住選手は)本当に良いアタックというか、凄い攻めていることが見ていてもかなり伝わってくるような走りでしたし、明日に向けても、このいい流れを維持して頑張っていきたいなと思います」
「勝利するというのは毎戦毎戦、そのつもりでもちろん来ています。ただ、いろいろとドライバー的に良くなかった部分もありますし、そうではなかった部分もこれまであったかとは思います。そのなかで、どうすれば自分たちのクルマを速く走られられるかということも、すごくわかってきている段階です」
「今回はもちろん大量得点を狙っていますし、そうなるために明日も戦うつもりです。そうなったとして、残りのレースもそんなに不利な状況ではないと思うので、ここからすべて、良い結果を続けられるんじゃないかなとは思っていますし、そのために戦うつもりでいます」
「鈴鹿にも観客のみなさんが戻ってきてくれて嬉しい気持ちもありますし、その応援を力に変えて頑張って、明日も笑顔で一日終われると良いなと思います。ぜひ応援お願いします」