携帯サイト『モータースポーツチャンネル』にて、スーパーGT全戦でお届けしている『モースポ隊サーキット便り』を、一部抜粋してお届け。搬入日から決勝終了後まで、レースウイーク中にサーキットで見つけたアレコレを独自の目線でピックアップします。今回は11月28~29日に行われた2020年第8戦富士の様子をお届け。
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■11月27日 搬入日の様子
さてさて。早いもので2020年のスーパーGTもあっという間に最終戦ですよ。とはいえまだスーパーフォーミュラもスーパー耐久も2戦ずつ残っているので全然終わる感じはしませんが……。しかしそうは言っても、やっぱり来季に向けたネタも飛び交いつつあり、最終戦は最終戦だな……と言う雰囲気ですね。
ニュースでもお届けしましたが、スタンレー電気さんのブランド戦略変更により、2021年3月限りで『RAYBRIG』というブランドがなくなることになりました。そのため、『RAYBRIG NSX-GT』としてはラストランになります。RAYBRIG NSX-GTにはこうして、感謝のロゴが入っています。
ピット上の看板にもご覧のとおり。なんと26年間ともに戦ったロゴですからね。まずは今回しっかり視線に焼き付けること、そして来季からのTEAM KUNIMITSUのカラーリングにも注目しましょう。
MOTUL AUTECH GT-Rのピットにはこんな貼り紙が。いったいなんぞや……? と聞いてみたところ、右のタイヤ交換を担当していた村上邦男メカニックが現在病気により長期入院中で、チームみんなからの励ましと、ともに頑張ろう! というメッセージだそう。
任意車検に向かうMOTUL AUTECH GT-Rですが、ルーフにも村上メカへの応援フラッグが。ニスモのみんなの思い、そしてサーキットの仲間みんなの思いが届くよう願っています。
第6戦の金曜日にも、Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTのピット練習の際に笹原右京選手のヘルメットを被っている人がいて、それは実はメカさんだった……というネタをこのコーナーでお届けしたのですが、今日もいました。そして「ホンモノです(笑)」というのは笹原選手。スーツじゃないとやっぱりニセモノ感強いですけどね(笑)。
スーパー耐久岡山でのまさかのクラッシュで腰椎と右手首を骨折してしまった高木真一選手ですが、元気な姿をみせてくれました! 当然まだ走れないんですが、歩くことは支障がないくらいに戻ったそうで。多くの人が元気な姿を喜んでましたよ。