スーパーGT第8戦もてぎの公式予選でGT500クラスのポールポジションを獲得したDENSO KOBELCO SARD RC Fのヘイキ・コバライネン/平手晃平組と、GT300クラスのポールポジションを獲得した TOYOTA PRIUS apr GT(31号車)の嵯峨宏紀/中山雄一組が、予選の戦いを振り返るとともに、決勝レースへの展望を語った。
■GT500クラスポールポジション
DENSO KOBELCO SARD RC F
ヘイキ・コバライネン
「最後の最後まで(結果が)分からないのがスーパーGTだから、セッションが終わるまでポールポジションを穫れるか分からなかった。ヒラテは素晴らしいラップを出してくれたね」
「僕のときもそうだったけど、僕たちに近いラップで走っていたチームもいたから、最後まで気が抜けなかった。ポールポジションを獲れてうれしい」
「戦略としてはシンプルだ。ポールポジションを守ること。今日こそチームもドライバーも力を合わせて集中しているので、優勝したい」
平手晃平
「ガチンコの状態でライバルチームを倒せましたし、僕自身GT500クラスでポールを獲ったのは初めて。自信に繋がりました。良い位置から(決勝を)スタートできるので、ハッピーです」
「スリックタイヤで予選を走るのは初めてだったので、2周はウォームアップが必要だと思っていました。計測1周目のときに2周目からタイムを出せるフィーリングが合ったので、急きょプッシュするラップを2周目に早めました」
「いきなりは全開で行けないので、9割くらいで攻めたら1分37秒台を出せたので、もう1周行けばさらにタイムを出せると感じましたけど、思いの外いいタイムが出たので驚きましたね」
「昨日もポールポジションからスタートできましたが、結果的にほかのチームに優勝を譲ってしまいました。無冠の帝王というのは格好悪いので、今日優勝してチャンピオンを決めたいと思います。とにかく勝ちにこだわります」