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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.13 16:23
更新日: 2016.11.13 16:34

スーパーGT最終戦:コバライネン&平手、完勝で決めた!DENSO SARDが初のタイトル獲得

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スーパーGT | スーパーGT最終戦:コバライネン&平手、完勝で決めた!DENSO SARDが初のタイトル獲得

 2016年のスーパーGT第8戦の決勝がツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートしたDENSO KOBELCO RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)が今季初優勝を飾りシリーズチャンピオンを決めた。

 朝の予選で2日連続のポールポジションを獲得したDENSO RC Fは昨日同様に平手がスタートドライバーを担当。1コーナーをトップで通過すると、1周目から後続を引き離す走りを見せる。その後ろでは3番手スタートで逆転チャンピオンの可能性を残しているWAKO’S 4CR RC Fが2番手に上がり、アンドレア・カルダレッリが2秒後方につけ、平手を逃すまいと追いかけた。

 その後方ではWeds Sport ADVAN RC Fの関口雄飛が昨日同様に見せ場を作り、一時は5番手に落ちるものの、10周目過ぎからペースを取り戻し、カルソニックIMPUL GT-Rの安田裕信、Keeper TOM’S RC Fの平川亮を抜き3番手に浮上した。

 7周目からGT300との混走が始まったが、トップの2台ともミスのない走りを維持し、そのままピットストップのタイミングへ。セーフティカーのリスクなどを懸念したが、DENSOはミニマム周回数(ひとりのドライバーが走る最低周回数)に近い20周終わりに平手がピットインしコバライネンに交替する。これに対応するかのようにカルダレッリも21周終わりにピットインし、大嶋和也が乗り込む。ここでも順位は変わらずコバライネンがリードした状態で後半スティントに突入した。

 一方、ランキング2位となったMOTUL AUTECH GT-Rは9番手と後方からのスタート。少しでも上位を目指すべく、意表を付いたタイヤ無交換作戦を敢行するが、コースに戻った段階で7番手。今週末はレクサス勢のペースがよく上位に食い込めない。

 同じミシュランを装着するS Road CRAFTSPORTS GT-Rも同じ作戦を選び、ピットアウト後は4番手まで順位を上げたが、タイヤが厳しかったかコーナーでもクリップに付けない場面が目立ち、最終的に6番手まで後退。シーズン序盤はGT-R勢が他を圧倒する強さをみせていたが、このもてぎの最終戦はトップ5台がレクサス勢という展開になった。


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