2020年シーズンからスーパーGTの公式スポンサーを務めると同時に、GT500クラスに参戦する3メーカーへさまざまな部品を供給、技術面でのサポートも行うボッシュが自社サイトにスーパーGTに関連するページをオープンした。
ボッシュは2000年よりドイツツーリングカー選手権(DTM)のオフィシャルパートナーとして全マシンにコンポーネントを提供し、スーパーGTが2020年からClass1規定の車両でシリーズを戦うことを受けて、さまざまな共通部品の提供および大会のオフィシャルスポンサーを務めることを決定した。
ボッシュのコンポーネントを搭載したGT500クラスのマシンは約3ヵ月遅れでスタートした2020年シーズンを戦い抜き、11月末に行われたスーパーGT第8戦をもって戦いに幕を下ろしている。
ボッシュのスーパーGTサイトでは「日本のモータースポーツ部からは3名のスタッフがサポートを担当しています。さらに、ドイツ側の担当者とも臨機応変に連絡を取り、日本とドイツの両方からサポートを行う体制を整えています」と、実際の現場でサポートを行うモータースポーツ部シニアマネージャー河内洋文氏の話などからその裏側を知ることができる。
また、GT500クラスに供給している部品はECUをはじめとしたインジェクターやセンサー、ワイパーモーターなど計15種類以上と多岐に渡り、過酷な環境に耐えうる最先端の技術について主要パーツのそれぞれの役割など詳細が分かるようになっている。