レーシングプロジェクトバンドウの代表として国内トップカテゴリーであるスーパーGT GT500クラスに参戦しつつ、青年実業家として様々なチャレンジを続ける坂東正敬監督。そんなマサ監督が日々のレースや、実業家としての活動のなかで、面白いと思ったこと、取り組んでいることについて、自ら筆をとります!
第2回目は19号車WedsSport ADVAN GR Supraが、5年ぶりのポールポジションを獲得した2021年スーパーGT第2戦富士の裏側と、モータースポーツビレッジ計画の続報などなど、今回もボリュームたっぷりでお届けします。
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押忍!坂東マサです。
みなさま、スーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドが延期となり、がっかりしてるかと思います。僕も残念ですが、延期の判断は正しかったと思っています。三重県で頑張ってコロナと戦っている医療従事者のみなさんのことを考えると、今は我慢のときですね。
さて、それでは第2戦富士の話を少し……いや、詳しく記すことにします。
みなさまご存知かと思いますが、なんと19号車WedsSport ADVAN GR Supraが、2016年第7戦タイ以来のポールポジションを獲得することができました! いつも応援してくださるみなさまのおかげです。いやー……僕自身『ビックリ!』でした。
2011年にGT500クラスに参戦してから、3度目のポールポジションです! オリンピックより長い周期!?
ヨコハマタイヤと一緒に戦って、ポールポジションというひとつの結果を残せたことは、スタッフみんなの笑顔につながったので、本当にほっとしています。
今後はタイヤの分析、路面、気温など……なぜあのタイムが出たかを細かく分析して、より良いタイヤ作りに励みたいと思います。予選後には、ほかのチームが優勝したときくらい、たくさんのメッセージを届きました。みなさま、ありがとうございました!
長年スポンサーのウェッズさんにも少しは恩返しができ、ファンのみなさまにも決勝に向けて大いに期待していただけたかと思います。なんと、グランドスタンド裏のウェッズスポーツブースではグッズが〇〇〇万円売れて過去最高額だった! という連絡も頂きました。本当にありがとうございました。
今回は宮田莉朋選手のお父様も会場にいらっしゃったのですが、残念ながらお会いできませんでした……。しかも、公式予選Q2の真っ最中、お父様はドリフトパークにいたとのことです。ということは、宮田選手のGT初ポールを生で見れず……音声だけで!?
あーーーーーーもったいない……。
ポール獲得の瞬間、お父様はドリフトパークで犬と遊んでいたとか。しかし、決勝日に宮田選手が登場したトークショーには来ていたとのことです。今度は写真付きでご紹介したいと思います。
宮田選手は素晴らしいドライバーです。ほかのカテゴリーでも是非、注目して見てくださいね。ちなみにトマトが苦手です。