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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.07.07 15:06
更新日: 2021.07.07 15:10

スーパーGTの夏季のレースに向け今年もエアジャッキ、開口部で暑さ対策を実施

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スーパーGT | スーパーGTの夏季のレースに向け今年もエアジャッキ、開口部で暑さ対策を実施

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、エントラント・オーガナイザー向けに出したブルテンNo.027-S、No.028-Sの中で、夏季のレースに向けた対策を示した。毎年夏季が近づくと同様のブルテンが出されており、今季もそれに沿ったかたちとなる。

 2021年のスーパーGTは、7月17〜18日に第4戦ツインリンクもてぎが開催される予定で、三重県内の感染拡大状況等の理由により延期された第3戦が8月21〜22日に開催される。9月11〜12日に開催される第5戦スポーツランドSUGOまでが暑い時季のレースとなる。

 この3レースの間適用されるのが、ブルテンNo.027-S、No.028-Sの内容。No.027-Sは、『スタート手順におけるエアジャッキによる路面へのダメージ防止について』というスターティンググリッドでのエアジャッキの使用についての対策となる。

 過去のレースにおいて、スターティンググリッド上でエアジャッキを使いマシンをリフトアップした際、エアジャッキが路面に食い込み、路面が損傷する事象が発生したことがある。そのため、路面およびエアジャッキの損傷を避けるため、夏季の3レースで全車がグリッド上でエアジャッキを使用する際、路面にダメージを与えないようエアジャッキの下面に当て板を使用することが求められる。

 またNo.028-Sは、『2021年SUPER GTシリーズにおける競技車両の特別措置(夏季対策)について』とされる内容。高気温、高湿度下における競技車両の放熱向上の観点から、車体開口部のルーバー、リップに特別措置が設けられる。

 GT500クラス車両、GTA-GT300規定、GT300マザーシャシー規定では、ボンネット(エンジンフード含む)、リヤハッチゲート、およびトランクリッドの開口について、放熱を目的として開口部に高さ50mmを限度としてルーバーやリップを追加できる。ただし開口部以外は基本車両の曲面と異なる形状であってはならず、GT500とGTA-GT300は真上から見て内部の50%以上が見えてはならない。

 なおFIA-GT3車両については、適用規則にしたがい、公認された状態を維持しなければならない。


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