レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.07.18 19:01

今季一番の灼熱のレース。ARTA NSX-GT3の佐藤蓮、レース終盤に熱中症で救急搬送されるも無事に回復

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | 今季一番の灼熱のレース。ARTA NSX-GT3の佐藤蓮、レース終盤に熱中症で救急搬送されるも無事に回復

 今回の2021スーパーGT第4戦もてぎの決勝レースは、気温34度、路面温度は51度という厳しい暑さのなかで行われた。そんな中、GT300のARTA NSX GT3をドライブする佐藤蓮が熱中症となり、レース終盤にピットインし、そのまま救急車でメディカルセンターに運ばれるシーンがあったが、佐藤は意識もあり順調に回復中だということがわかった。

 ARTA NSX GT3は20番グリッドから高木真一がスタートを切り、徐々にポジションアップを上げていく走りを披露した。23周目にピットストップを行い、佐藤にドライバー交代。スティントが始まってしばらくは順調に周回を重ねていた。

 しかし、クールスーツがうまく機能せず、熱中症となってしまい、途中からペースも落ちてしまっている状態だった。それでもチェッカーを目指して残り周回を走りきろうしていたが、2周を切ったところでピットイン。自力でマシンを降りることができない状態だったこともあり、ピットに救急車が駆けつけ、佐藤はそのままメディカルセンターに運ばれた。

 マシンを降りた当初は意識が朦朧している状態だったが、メディカルセンターで点滴を受け、およそ3時間後には元気な姿でピットに戻っていた。ただ、しばらくは安静にしておかなければいけないとのこと。「ご心配をおかけしました」と語っていた。

 レース後はパドック内でも彼の容態を心配する声が多かったが、まずは一安心といったところだ。

 今回のレースではメカニックにも熱中症でメディカルセンターに運ばれたとの情報があり、夏場のレースの厳しさを目の当たりにさせられることになった。


関連のニュース