7月17〜18日、2021年シーズンのスーパーGT第4戦が、ツインリンクもてぎで開催され、GT500クラスはSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)、GT300クラスはmuta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平)が灼熱の戦いを制した。
ここでは第4戦もてぎに参戦したドライバーたちが、決勝を終えてから最初に発信したSNS投稿から、各々の第4戦決勝を振り返ろう。
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GT500クラス
●STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
予選:P.P./決勝:優勝
ポールからスタートも、7周目には2番手にポジションを下げ、第1スティント後半は追う立場となったSTANLEY NSX-GT。ピット後に首位におどり出ると山本尚貴のベテランらしさが光る走りでトップを死守。劇的な勝利でタイトルを獲得した2020年第8戦以来となる今季初勝利を手にした。
SuperGT Rd4もてぎ
Pole to Win達成できました?
かなり厳しい状況でしたが、チーム一丸となって勝ち取る事ができました。
暑い中応援本当にありがとうございました?
次戦もチームの皆さん尚貴さんと共に頑張っていきます? pic.twitter.com/zKuvEN1fp2— Tadasuke Makino・牧野任祐 (@tadasuke0628) July 18, 2021
もてぎ初優勝の山本尚貴「思い描いていた理想の展開でチェッカーを受けた。最高の勝利」【第4戦GT500決勝会見】
●WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
予選:2番手/決勝:2位
7周目の130RでSTANLEY NSX-GT牧野をかわした国本は「久々にトップを走れて気持ちよかった!」と投稿。一方、宮田莉朋は悔しさを滲ませるが、「今悔しいと思えるこの時間が幸せ」と投稿し、自身のGT500初優勝獲得に向けクルマとタイヤ開発に取り組むとしている。
昨日は久々にトップを走れて気持ちよかった!
TCD、横浜ゴム、チームの頑張りのおかげでコンスタントに良いペースで走ることが出来て満足な内容でした!
自信をもってレース出来ました?
そしてファンの皆さん暑い中応援ありがとうございました!#supergt pic.twitter.com/1Y6lj49TBL— 国本雄資/Yuji Kunimoto (@yujikunimoto) July 19, 2021
決勝2位でした。
本当に悔しい。でも攻め切りましたし、昨年からすると大きな進歩だと思います。レース後タイヤを見たら、危険なところまでいってました。
今悔しいと思えるこの時間が幸せであり、また明日から優勝出来る様、車とタイヤ作りを考えます。
応援ありがとうございました!#supergt pic.twitter.com/DGAzJXtwqh— Ritmo Miyata 宮田莉朋 (@M_Ritmo) July 18, 2021
前年王者に果敢に挑むも一歩及ばず…悔しさ見せるWedsSport国本&宮田とヨコハマタイヤが得た大きな手応え【GT500決勝あと読み】
●au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)
予選:4番手/決勝:3位
1周目にRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTをかわし、3番手に浮上したau TOM’S GR Supra。第1スティントを担当した関口雄飛は、元チームメイトのWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資を「ゆうじもかっこよかった!」と称える。坪井翔の投稿のとおり、サクセスウエイトが52kgとなったで次戦からは燃料リストリクターが絞られる。後半戦に向けた戦い方の変化にも注目したいところだ。
3位でした。
優勝はできませんでしたが内容には満足しています。応援ありがとうございました。後は19号車速かったし、ゆうじもかっこよかった❗️一緒に後ろついていけなかったのが少し残念。。 pic.twitter.com/iIDplMsmYW— yuhi (@yuhisekiguchi) July 18, 2021
やれる事を全て出しきりましたが3位。
表彰台には乗れてトップともポイント差は縮まったので、次からは燃リス入りますが、これからはコツコツとですね! pic.twitter.com/cYZx8n1zel— 坪井翔 (@RaceSho) July 18, 2021
●Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
予選:3番手/決勝:4位
1周目にau TOM’S GR Supraにかわされ、4位でチェッカーを受けたRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTのふたりは悔しさを滲ませる。もてぎでは念願の初優勝、初表彰台とはならなかったが、ライバル勢がサクセスウエイトを積みつつあるなか、16kgで迎える第3戦鈴鹿では再び上位を走ることになるだろう。
P4
昨日に続き悔しい結果ですが、こういった気持ちになる戦況や内容の変化には大きな一歩を踏み出せたと感じた週末でした?
猛暑の中でハードワークをしてくれたチームレッドブルムゲン全ての皆さん、そして応援してくださった全てのファンの皆様、ありがとうございました??
? | ©︎ Sho Tamura pic.twitter.com/n5zMEUYCnA
— Ukyo Sasahara (@ukyo_sasahara) July 18, 2021
決勝 4位
今回は個人的に良い走りが出来ていなかったと反省。宣言通りの熱いレースを見せられなかったことが申し訳ないです。
翼を授かっただけで、飛べなかったのが悔しい。
次は飛びます?
応援ありがとうございました?#TEAMRedBullMUGEN#DUNLOP#RedBull #翼をさずける #あとは飛ぶだけ pic.twitter.com/oLu6O8ugk1
— Toshiki Oyu/大湯都史樹♨️ (@Oyu_Toshiki0804) July 19, 2021
●ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
予選:9番手/決勝:5位
軽めのウエイトという勝利を手にしたSTANLEY NSX-GTとほぼ同じ条件で臨んだARTA NSX-GTだったが、予選では9番手に。決勝では巻き返しを見せ5位でチェッカーを受けるも悔しい結果となった。
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応援ありがとうございました。勝ちに来たレース。
そこに持っていけないというのが今の力と受け止め精進します。
悔しさしかありません。 pic.twitter.com/Fqdwd3QLLQ— Tomoki Nojiri 野尻智紀 (@Tomoki_Nojiri) July 18, 2021
●CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
予選:7番手/決勝:6位
今季これまでの3レース全てでニッサン勢最高順位を手にしているCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rだが、平手晃平、千代勝正のふたりはこの結果に満足はしていない。サクセスウエイトを26kg積んで挑む第3戦鈴鹿での走りに期待したいところだ。
SUPER GT Rd.4
P6?たくさんのご声援ありがとうございました!なかなか上位に食い込むことができず、我慢のレースとなりました。
そんな中でもベストを尽くそうと全員で努力し、もぎ取ったポイントは必ず先へ繋がると信じて次の鈴鹿に向けて励んで行きたいと思います!!次は地元鈴鹿ラウンド‼️ pic.twitter.com/75S2Ggo2oo
— Kohei Hirate/平手晃平 (@Koheihirate) July 18, 2021
SUPER GT Rd.4 MOTEGI
予選P7 決勝P6?まずは沢山の応援有難うございました!
2ヶ月の準備期間を経て、練習走行の滑り出しは良かったものの、予選決勝では上位に手が届かず、とにかく悔しいです。
チームと共に、また次戦に向けて準備を整えていきたいと思います。©︎nismo pic.twitter.com/ru6nO28apw— 千代勝正 (@chiyokatsumasa) July 18, 2021