スーパーGT300クラスに参戦するPACIFIC RACING TEAMとGulf Racing JAPANは12日、2017年の参戦体制を発表した。今季もガルフカラーのポルシェ911GT3Rを投入する。
16年シーズン、『Gulf Racing with PACIFIC』として、GULF NAC PORSCHE 911を投入したPACIFIC RACING TEAMとGulf Racing JAPAN。今季はチーム名を『PACIFIC with GULF RACING』に変更してGT300への参戦を継続する。
チーム監督には、昨年アドバイザーとしてチーム運営をサポートした八代公博氏が就任。昨年監督を務めていた国江仙嗣氏はチーム代表として八代新監督をバックアップしていくこととなった。
使用するマシンは昨年と同じくポルシェ911GT3R。カラーリングも伝統あるガルフカラーを継承する。車両メンテナンスを担当するのは中日本自動車短期大学(NAC)だ。
参戦マシンは継続する一方で、ドライバーラインアップは刷新。16年は阪口良平と吉田広樹というコンビで挑んでいたが、今季はジョノ・レスターと峰尾恭輔というふたりを起用する。
レスターは、16年の第6戦鈴鹿1000kmでランボルギーニ・ウラカンGT3をドライブしスーパーGTデビューを果たしたニュージランド人。06年にニュージランド・ポルシェ・カレラカップでデビューして以降、10年以上ポルシェを乗りこなしており、その経歴を買われての起用となった。
パートナーを務める峰尾は11シーズンに渡りスーパーGTを戦っているほか、12年にはENDLESS TAISAN 911でシリーズチャンピオンに輝くなど、こちらもポルシェを得意としているドライバーだ。