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スーパーGT ニュース

投稿日: 2023.01.13 11:52
更新日: 2023.01.13 14:52

aprがGT300仕様のレクサスLC500hをアンベイル。体制も変更し、悲願のタイトルを目指す

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スーパーGT | aprがGT300仕様のレクサスLC500hをアンベイル。体制も変更し、悲願のタイトルを目指す

 1月13日、aprは千葉県・幕張メッセで開催中の東京オートサロン2023のレイズブースでのプレスカンファレンスにおいて、2023年のスーパーGT・GT300クラスに新たに投入するレクサスLC500hを初披露した。車両名称は『apr LC500h GT』となる。

 合わせて、この車両のステアリングを握る3名のドライバーも発表されている。

 レーシングコンストラクターの顔も併せ持つ同チームは、長年GT300クラスにオリジナル車両を投入し戦ってきた。2022年はプリウスPHV GRスポーツ、さらにはGR86をベースとするGT300規定車両を走らせてきたが、2023年は31号車プリウスに代わる新型車両が投入されることとなった。

 2023年の31号車はベース車両をレクサスブランドのハイブリッドカー、LC500h(GWZ100)へと変更し、GTアソシエイションが定めるGT300規定のもと、aprがゼロから作り上げた新車でシーズンを戦う。搭載されるエンジンはプリウス、GR86と同様の5.4リッターV8自然吸気『2UR-G』。ハイブリッドシステムは2022年仕様のプリウスと同様のものとなる。

 既報のとおり、この車両は2022年末に富士スピードウェイでシェイクダウン走行を終えている。

 東京オートサロン2023のレイズブースに置かれたLC500hは、ホワイトをベースにブラックのアクセントが入れられたカラーリングでお披露目された。プリウス、GR86と比べるとその“ボリューム感”は歴然だが、流麗なフォルムも印象的だ。

 そして、31号車のドライバーとしては嵯峨宏紀の継続起用が明らかにされたが、その相方には変更が見られた。2022年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権王者・小高一斗が、新たに嵯峨とコンビを組むことになった。小高はこれまでもaprで第3ドライバーを務めており、チームへの順応はすでに済んでいるとも言えそうだ。

 さらに、長距離レースにおける第3ドライバーとしては、ランボルギーニのヤング・プロフェッショナル・ドライバーの根本悠生が新たに起用されることとなった。近年は欧州に渡りGTワールドチャレンジ・ヨーロッパなどに参戦してきた根本にとっては、2020年のスーパー耐久以来の国内レース参戦となる。

 なおこのLC500hについては、現在発売中のauto sport No.1580でも詳しく報じられている。2870mmというロングホイールベースを持つLC500hがどんな戦いぶりを見せてくれるのか、いまから楽しみだ。

■LEXUS LC500h GT300 主要諸元

車両名称:apr LC500h GT
ベース車両:LEXUS LC500h(GWZ100)
全長×全幅×全高:4770mm×1950mm×1105mm
車両重量:1200kg以上
ホイールベース:2870mm
トランスミッション:Hewland 6速シーケンシャル
クラッチ:OGURA CLUTCH製
サスペンション(F/R):ダブルウィッシュボーン
ホイール:RAYS製 F:13J×18inchi R:13J×18inchi
エンジン形式:TOYOTA V8(TRD製 2UR-G)
排気量:5400cc
タイヤ:ブリヂストン
ゼッケン:31

2023年、GT300クラスで31号車apr LC500h GTを走らせる嵯峨宏紀&小高一斗と、第3ドライバーの根本悠生、金曽裕人監督
2023年、GT300クラスで31号車apr LC500h GTを走らせる嵯峨宏紀&小高一斗と、第3ドライバーの根本悠生、金曽裕人監督


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