スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは2月27日、2017年の年間エントリーリストを発表した。GT500クラス15台、GT300クラスは30台と、合計45台が名を連ねている。
2017年はGT500クラスで新たなレギュレーションに適合したレクサスLC500、ニッサンGT-RニスモGT500、ホンダNSX-GTの3車種が参戦。また、GT300クラスでも新たな車種の登場や海外チームのフル参戦など、多くのトピックスがあるスーパーGT。そのシーズンを争うチーム名や車名などが分かるのが年間エントリーリストだ。
GT500クラスでは、すでに3メーカーから発表されているとおりのメンバーが名を連ねた。ドライバーラインアップや車名、ゼッケン等もすでに発表されているとおりで大きな変更はない。
一方、GT300クラスは30台が名を連ねたが、今季から定められた最大参戦可能数には3台満たなかった。すでに体制発表を行っているチームも多かったが、気になる部分も数多く見られる。
■GT300はこのリストで明らかになったものも
まずチームから見てみると、昨年からの大きな変化と言えるのが、LAMBORGHINI Team DIRECTIONの名が見られないこと。一方で、EIcars BENTLEY TTOや埼玉トヨペット Green Brave、そして『PANTHER TEAM THAILAND』という名となったタイトヨタのチーム等、新規チームが見られる。ちなみに、16年王者のVivaC team TSUCHIYAは0番を使用しないようだ。
また、注目なのは50号車。昨年まではArnage Racingとしての参戦だったが、今季は『INGING & Arnage Racing』というチーム名で、フェラーリ488 GT3を使用。都筑晶裕と新田守男という、昨年の51号車のパッケージが収まった。どうやら今季51号車がレクサスRC F GT3になったことにより、フェラーリメンテナンスをArnage Racingが担うかたちのコラボレーションになったようだ。