3月2〜3日の2日間、鈴鹿サーキットで4台のホンダNSX-GT、1台のニッサンGT-RニスモGT500、2台のGT300車両が参加し、スーパーGTのメーカーテストが行われた。2日目となる3月3日には、KEIHIN NSX-GTが1分45秒456という、2016年なみのタイムがマークされている。
GT500クラスのホンダ勢は、12月にTEAM無限とNAKAJIMA RACINGが体制を発表。その後12月のセパンテストで開発車両の99号車がテストし、1月のセパンでは99号車、TEAM無限の16号車、NAKAJIMA RACINGの64号車がテスト。2月中旬にはクローズドの鈴鹿でKEIHIN REAL RACINGの17号車、AUTOBACS RACING TEAM AGURIの8号車がシェイクダウン。下旬には岡山でテストが行われていた。
そんななか、鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーを目前に控えた3月2〜3日の2日間、8号車、16号車、17号車、100号車という4台のNSX-GTがそろって鈴鹿でテストが行われた。
外観としては、17号車がカーボン地、8号車、16号車は色が入っているもののオフ仕様のカラー、100号車はチームから発表されているとおりのオフ専用カラー『PHASE01』となった。また、フロントのカナード周辺やサイドのラテラルダクト周辺で仕様が異なるパーツも見られている。
このテストには、1台のみニッサンGT-RニスモGT500が参加した。ホンダ勢とともに岡山〜鈴鹿というスケジュールでテストしているTEAM IMPULの12号車で、この日も安田裕信とヤン・マーデンボローのふたりでテストに臨んでいる。