F1 チーム詳細

F1 | ハースF1チーム 2020年

ハースF1チーム

アメリカ

●チーム本拠地:アメリカ・カナポリス
●デビュー:2016年第1戦オーストラリアGP
●活動年:2014年~
●出走数:83
●勝利数:0
●PP獲得数:0
●コンストラクターズタイトル:0
●ドライバーズタイトル:0

2019年F1成績
●PP:0回
●優勝:0回
●FL:1回
●表彰台獲得率:0%
●入賞率:16.66%
●完走率:78.57%

●主要チームスタッフ:
ジーン・ハース(創設者&チェアマン)
ギュンター・シュタイナー(チーム代表)
小松礼雄(主席レースエンジニア)

■ハース プロフィール

 多数の新規ファンが開拓できそうな巨大市場として、F1は常に米国に目を向けている。人気の起爆剤となるのは、やはり地元出身のドライバーであったり、参戦チームだ。そのF1の期待を受け、『ハースF1チーム』は誕生した。

 オーナーのジーン・ハースは、工作機械メーカー『ハース・オートメーション』の経営で知られる。レースとの関わりはまずスポンサーからで、米国トップ人気を誇るストックカーレーシング『NASCAR』の参戦チームをサポートした。だがそれでは飽き足らなくなり、2003年に自前のチーム『ハースCNCレーシング』を設立。同年からNASCARへの参戦を開始する。

 しかし最初の6年間は、下位に埋没した。そこに加わったのが、ドライバーのトニー・スチュワートだ。すでにNASCARで2度の王座経験があった彼は、ハースと並ぶ共同オーナーにも就任し、チーム名は『スチュワート=ハース・レーシング』に改称された。

 翌09年には、すぐさま結果が出た。初優勝を含む4勝を挙げ、一気にトップチームへ駆け上る。11年には、スチュワートが年間王者に就いた。

 この成功によって、ハースは国外にも目を向ける。本業である工作機械の世界的な販売戦略を考えると、シリーズはワールドワイドであれば、あるほどいい。ターゲットはF1で、迷いはなかった。

 14年1月に、F1への参戦意思を表明。同年4月、FIAから15年エントリーの承認を受ける。本拠地はノースカロライナ州のNASCARチームに隣接させ、『ハース・フォーミュラLLC』が設立された。

 参戦準備は慎重を期して行なわれ、当初の15年エントリーから16年に1年遅らせられる。ただ、これまでの米国チームのF1進出を失敗に終わらせたり、阻んできたのは、やはり本場ヨーロッパまでの距離の遠さだ。そのために、英国内にももうひとつ拠点をつくった。

 さらにハースは、知略を張りめぐらせる。フェラーリと交渉し、単にパワーユニット(PU)やギヤボックスの使用に留まらない『包括的』技術提携契約を結んだ。これは規定に抵触しない範囲のパーツであれば、すべてがフェラーリから供給されることを意味する。開発予算の削減を図れる一手だが、同時にフェラーリからの製品であれば相当程度の競争力の計算も成り立つ。

 また、ワンメイクフォーミュラの世界トップシェアを誇る巨大レーシングコンストラクター、ダラーラとも手を結び、シャシー製造を委託する体制とした。モノコックや空力関連で自分たちが設計図を描けば、高度な施設を持つ実績ありのメーカーが製作はやってくれる。ダラーラはイタリアにあり、ロジスティクス面の効果も計り知れない。こうして周到な根回しが進むと、16年からの参戦に正式なゴーサインが出た。

 米国籍のF1チームは、1985~86年に参戦した『チーム・ハース(コンストラクター名はローラ)』以来、実に30年ぶりとなる。なお、このチーム・ハースはCART(現在はインディカーに統一)等で成功を収めたカール・ハースが率いたもので、現ハースとの縁戚関係はない。

 チームのスターティングメンバーには、日本人エンジニアの小松礼雄も名を連ねた。前年ロータス(現ルノー)からの加入でチーフレースエンジニアを務め、現在もディレクター・オブ・エンジニアリングとして在籍している。

 F1が待望した30年ぶり米国チームは、デビューレースの16年開幕戦オーストラリアでロマン・グロージャンが6位入賞。華々しく、スタートを切る。16年の年間コンストラクターズランキングは11チーム中8位で、参戦1年目としては恥じることのない成績だ。

 2年目の17年はランキング8位は変わらなかったが、獲得ポイントを前年29から47に伸ばす。そして18年はクルマをフェラーリの『前年型コピー』と疑惑の目を向けられつつ、獲得ポイントを93にほぼ倍増させランキング5位に躍進。チームは右肩上がりの成長を続けていく。

 ところが、19年はつまずいた。一発の速さはときおり見せたものの、レース中にタイヤを適切な作動温度域に保てない悪癖をシーズン最後まで克服できず。ランキングは過去最低の9位に沈んだ。スポンサーと関係がこじれる問題もあり、壁にぶち当たった1年と言える。

公式URL:
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