更新日: 2023.04.10 13:26
TCS NAKAJIMA RACING 2023スーパーフォーミュラ第1戦富士 レースレポート
2023年4月8日
SUPER FORMULA 第1戦 予選・決勝
富士スピードウェイ
予選結果
#64:10位
#65:5位
決勝結果
#64:4位
#65:6位
決勝概要
・昨日の専有走行がキャンセルになったため45分間の計時方式の予選に
・64号車の山本尚貴は10番手タイム、65号車の佐藤蓮は5番手タイムで予選終了
・41周回で争われる2023年の開幕戦
・スタートを決めた山本が5つポジションアップ、その後も健闘し4位フィニッシュ
・5番手スタートの佐藤は早めのタイヤ交換後ペースよく周回し6位
・2台揃ってポイント獲得
コメント
総監督:中嶋悟
「ついに開幕しました。開幕戦から昨年よりいい成績を納めることができて上々の出来だと思います。ドライバーが2人とも大きな失敗なくいいレースをしてくれました」
「山本はスタートが決まり、大きくポジションアップしたあと冷静に走り切り、佐藤もミスなく初戦を戦ってくれました。明日も流れをキープして表彰台を狙っていきたいと思います」
監督:伊沢拓也
「開幕戦は荒れたレース展開になりましたが、明日もレースがあるというスケジュールの中、2人ともしっかりとマシンをゴールまで運んでくれました」
「あと一歩のところで表彰台を逃して悔しい部分もあり、僕としても反省点はあるものの、2台がしっかりとレースを戦った手ごたえを感じ、いい開幕戦になりました。昨年はどちらかというとレースで苦戦する印象がありましたが、今日のレースは表彰台争いができる内容だったので、そういう部分も良かったと思います」
#64:山本尚貴
「スタートがうまく決まり、早々に表彰台争いに加われる位置に行けたのが良かったです。序盤はペースも、マシンのバランスも良かったですが、周回を重ねていくとやはりタイヤのドロップが大きくなってきて、後ろのマシンに近づかれてしまいましたし、野尻選手もピットに入ったので、チームとしても“このあたりかな”というタイミングでピットに入りました」
「多少タイヤ交換でロスがあったことと、コースに戻ったら佐藤選手の後ろだったこと、ドライブスルーペナルティを受けていた関口選手も前にいたことで、かなりロスしてしまいました。2台をかわしてなんとか表彰台には上がれるかなと思いましたが、残り10周ぐらいでタイヤもきつくなってきて、平川選手にかわされてしまいました。最高の結果とはいきませんが、最後にセーフティカーが入らなければさらにポジションを落としていたかもしれないので、そこはラッキーだったなと思っています」
#65:佐藤蓮
「持ち込みの段階でそこまでクルマの状態が悪くなく、予選では5番手を得ることができました。鈴鹿のテストで良かった部分が継続できていました。決勝セットも悪くなかったのですが、スタートで出遅れてしまって、せっかくの上位ポジションだったのですが落としてしまいました。そこが反省点です」
「明日は、ロングランのセットで良かったところは維持しつつ、今日の反省のスタートを見直してより良い方向に進めればと思っています。開幕1レース目として振り返ると、序盤から悪い部分を分析して最後はセットも合わせられたし、ドライビングに関しては大きなミスもなくいけたので、明日もこれを続けていけるようにしたいです」
※明日(9日)は第2戦の公式予選が9時から行なわれます。