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クルマ ニュース

投稿日: 2018.06.27 15:37
更新日: 2018.08.04 22:28

アストンマーチン、725馬力を誇る新旗艦モデル『DBSスーパーレッジェーラ』発表

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クルマ | アストンマーチン、725馬力を誇る新旗艦モデル『DBSスーパーレッジェーラ』発表

 イギリスの老舗自動車メーカー、アストンマーチンは6月26日、同ブランドのフラッグシップモデル“DBS”の名を冠した新型グランドツーリングカー『アストンマーチンDBSスーパーレッジェーラ』を発表した。

 映画『007』シリーズに登場する“ボンド・カー”として知られるアストンマーチンのフラッグシップモデル、DBSが2012年に生産終了となった第2世代以来、6年ぶりに復活する。

 現行ラインアップにおける旗艦モデル『ヴァンキッシュS』に代わって同ブランドの頂点に君臨することとなる『DBSスーパーレッジェーラ』は、アストンマーチンDB11をベースに開発が行われてきた。

 フロントに搭載されるエンジンはベース車と同じ5.2LツインターボV12エンジンながら、搭載位置を車体の低い位置にマウントして動力性能の高めたほか、最大出力も608PSから725PS/6500rpmへと大幅に進化させ、最高速度は340km/hに達する。

 また同エンジンは最大トルクも900Nm/1800~5000rpmまで高められており、リヤに搭載されたZF製8速オートマチックトランスミッションを介して後輪に送られたトラクションは、0-100km/h加速をわずか3.4秒、0-160km/hを6.4秒という驚異的な加速力を誇る。

 今回新たに与えられた『DBSスーパーレッジェーラ』という車名には、かつてアストンマーチンとコラボレーションしてDB4、DB5、DB6マーク1を手がけたイタリアのカロッツェリア・ツーリングが持つ超軽量構造テクノロジー“スーパーレッジェーラ”の名が入っており、同モデルの登場によって、ふたつの伝統的ネームバリューが同時に復活することとなった。

 その新型モデルのシャシーは主に軽量のアルミボディが用いられ、2+2シーターでありながら乾燥重量は1693kgに抑えれている。エアロダイナミクスでは、DB11に採用された“エアブレード”をはじめとする革新的な空力コンセプトが継承されたほか、『ヴァルキリー』やWEC世界耐久選手権に参戦している『バンテージ』のGTEマシンにみられるオープン・スタープル、カーリーキューといったボディサイドを流れる空気を制御する空力デバイスを新たに採用。

 さらに、F1にインスパイアされたダブルデュフューザーを取り入れることで、ドラッグを増やすことなく最大180kgのダウンフォースを生み出すことに成功したという。

アストンマーチンの新型フラッグシップ『DBSスーパーレッジェーラ』
アストンマーチンの新型フラッグシップ『DBSスーパーレッジェーラ』
アストンマーチンDBSスーパーレッジェーラ リヤビュー
725馬力を発生させる5.2L V12ツインターボエンジン
アストンマーチンDBSスーパーレッジェーラ サイドビュー
アストンマーチンDBSスーパーレッジェーラ  インテリア
アストンマーチンDBSスーパーレッジェーラ インテリア


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