更新日: 2016.10.24 13:21
BMW7シリーズに“ハイエンド版V12”と“プラグインHV”のふたつの個性が登場
一方、X5や3シリーズ、2シリーズ・アクティブツアラーに続いて、BMWの電動化技術を集めたeDrive搭載モデルに与えられる『iPerformance』の名を冠する740eは、9.2kWhの大容量リチウムイオン・バッテリーに2.0リッター直列4気筒ターボと、8速AT内臓の83kW/250Nmのモーターを搭載。システムトータルの最高出力240kW(326ps)、最大トルク500Nm(51.0kgm)を発生し、電動走行可能距離もJC08モードで42km、最高速140km/hと、実用に足るEV性能を確保している。
走行モードも『オート、マックスeドライブ、バッテリーコントロール(チャージ)』の3種類が用意され、ドライバーの意思を忠実に反映できるほか、BMWではおなじみのドライブモードも3種類+アダプティブの4モードを搭載。
加えて、全国約8500基の提携充電ステーションにて1年間無料で充電が可能なBMW専用の公共充電サービス「ChargeNow(チャージナウ)」を標準付帯するなど、プラグインHVモデルとしての日常使いの快適さにも抜かりはない。
それぞれの価格は、最強版V12搭載の『BMW M760Li xDrive』『同V12 Excellence』ともに2420万円。『BMW 740e iPerformance』はシリーズのエントリー的なポジショニングとなる戦略的価格設定で1169万円。『同M Sport』が1240万円となり、10月下旬からデリバリー開始。V12搭載車は来年2月頃の納車を予定している。
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