世界選手権タイトル獲得後も勢いが止まらないマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。油断のない走りでメキシコシティGP、サンパウロGP(ブラジルGP)でも勝利したフェルスタッペンの週末をスイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーが振り返る。
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カタールで3度目の世界選手権タイトル獲得を決めたあと、マックス・フェルスタッペンはこう語った。「コンストラクターズとドライバーズの両選手権の防衛に成功して、最大の目標は達成された。だけど、もうこれで僕らがアクセルを踏み込むのをやめると思う人がいるとしたら、その考えは大間違いだ」
まさに有言実行。26歳のワールドチャンピオン、フェルスタッペンは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのアメリカGP、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスのメキシコGP、そしてインテルラゴスのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェで開かれたサンパウロGPを立て続けに制したのだ。