ハースF1チームはF1参戦2年目のシーズンを前に優秀なスタッフを増員して体制を強化し、デビューイヤーに露呈した弱点への対策を講じたと、ロマン・グロージャンが語った。
米国を拠点とするハースは、昨年F1へのデビューシーズンを強力なスタートで飾った。グロージャンはバーレーンGPでは5位でフィニッシュするなど、最初の4戦のうち3戦でポイントを獲得した。
しかしそれ以降、グロージャンがトップ10圏内でフィニッシュできたのはわずか2回にとどまった。新興チームとしての弱点、つまりデータ分析やレースウイークエンド中にセットアップの問題を解決する能力といった部分が弱いことが明らかになったのだ。
チーム内でそうした弱点に対処するために何か変更されたことはあるかと聞かれてグロージャンは次のように答えた。「それに取り組んできた。問題をすべて克服できることを願っている」
「チームの人材を増やした。エンジニアが増えたので、より多くの知識を得ることができる」
「物事がうまくいっているときには、マシンのセットアップは簡単にいくだろう。うまくいかなくても、今の僕らのチームでは、問題を解決するためのリソースが増えた」
「冬の間に本当に優秀なエンジニアがチームに加わったから、彼らにはかなり期待しているんだ」
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