ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、新スペックのF1マシンのステアリングを握ったロバート・クビカの能力をテストするには、ハンガロリンクは完璧なサーキットだと考えている。
バレンシア、ポール・リカールでのテストでV8エンジン搭載の2012年型ロータス『E20』を走らせ、クビカは衝撃的な復活劇を見せた。これに続き、ルノーは来週ハンガリーで行われる2日間の合同テストで、現行マシン『R.S.17』でのフルスケール走行のチャンスをクビカに与えた。
ハンガロリンクは曲がりくねったコースであり、高いスキルが要求される。これがクビカにとっての課題となり、彼本来の実力が明確に評価されることになるだろうとヒュルケンベルグは考える。ヒュルケンベルグはドイツの自動車専門誌Auto Motor und Sportに対し、以下のように語った。
「ハンガロリンクは最も骨が折れるサーキットのひとつなんだ。リラックスできるストレートがひとつしかないからね」
「レースウィーク後はコース上にたくさんのラバーが残っている。つまり最大限のグリップがあるということなんだ。このテストを乗り越えられるドライバーなら、グランプリでもドライブできるよ」
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