投稿日: 2019.10.26 14:30
更新日: 2019.10.26 14:54
更新日: 2019.10.26 14:54
レッドブル・ホンダF1密着:フェルスタッペンが初日2番手の好発進。高地メキシコGPではターボ効率が高いホンダPUに強み
Masahiro Owari
F1第18戦メキシコGPの舞台であるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、海抜2240mに位置する。平地に比べ酸素も約20%少なくなるため、渡航者の多くが軽度の高山病にかかり、頭痛、吐き気、動悸、息切れ、倦怠感、不眠に悩まされると言われているほどだ。
酸素の量が薄くなることで悩まされるのは、F1マシンも同じだ。エンジンに送り込まれる酸素量が約20%少なくなるため、何もしなければ、約2割パワーダウンしてしまう。そこで重要となるのが、パワーユニット(PU/エンジン)の一部を構成するターボチャージャーの役割だ。