事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
・・・・・・・・・・・
スペインのメディアは、ルノーF1が今週の中ごろにもフェルナンド・アロンソのチーム復帰を発表するはずだと強く確信している。代表のシリル・アビテブールが日曜日の朝にチーム全員を集めて、すでに選定されたエステバン・オコンの新たなチームメイトについて、エンストンで15年以上働いている者なら以前も彼とは仕事をしたはずだと話したからだという。
この条件に当てはまるドライバーはふたりしかいない。キミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソだが、ライコネンは今年末にも引退する可能性があるため、スペインのメディアは早くも国民的英雄の2021年F1復帰を祝っているようだ。
■政治的な関与に距離をおくドライバー
F1ドライバーたちは、『Black Lives Matter』運動への関与をめぐりふたつのグループに分かれた。
■衛生ルールを徹底するFIA
セバスチャン・ベッテル、クリスチャン・ホーナー、ヘルムート・マルコの3人が、F1オーストリアGPにおいてFIAが定めた衛生ルールに従わなかったとして注意を受けた。
■F1決勝レースに中継トラブル
F1で初めてとなった無観客の“ゴーストレース”だが、中継に関する技術的問題が生じたため、数百万人に上る有料のF1TVの視聴者が望んでいたクオリティのサービスを受けられない事態となった。