ブラジルでのF1開催が危ぶまれるなか、ブラジルGPのプロモーターは「心配していない」と語った。彼は、F1の代わりとして他の国際的イベントを招聘できると確信している。
ブラジルGPは、ドイツGPとカナダGPとともに2017年のF1暫定カレンダーに組み込まれているが、評議会による正式な承認が必要というただし書きがついた状態だ。
インテルラゴスは2020年までの開催権を保有しているが、コースの再舗装や老朽化したパドック施設の改良などの改修工事に時間がかかっていることが批判されている。
プロモーターのタマ・ロホニイは11月30日の世界モータースポーツ評議会で発表される正式版のF1カレンダーにブラジルGPは「95%」載るだろうと語った。
もし開催が中止となった場合について尋ねられてロホニイは 「ブラジルには歴史のある有力企業があり、すぐにでも他の国際レースをインテルラゴスに招聘するだろう」と述べた。
「インテルラゴスにはモータースポーツ好きの人々が集まる。彼らは年に1度の大きな国際レースを求めているんだ」
「私は国際的なモーターレースの興業ビジネスをしているが、私が42年間開催してきたF1ができなくなるというのなら、やることはこうだ。オペラに例えていえば、亡くなったパバロッティの代わりになる歌手を連れてくるのだ」
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