1週間前に同じレッドブルリンクで開催されたF1第8戦シュタイアーマルクGPでは、スタート直後にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)が接触事故を起こし、ガスリーはリタイアを余儀なくされた。レース直後のルクレールは「ピエールが左に寄ってきた」と憤慨し、ガスリーは「シャルルにぶつけられた」と主張。ふたりの見方は、まったく相反するものだった。
木曜会見に出席したガスリーは、その事故について真っ先に訊かれた。「その質問だけはしてほしくなかったよ」と、ガスリーは苦笑いするしかない。