ホンダF1とレッドブルは今回が50戦目の節目のレース。レーシングスーツの胸元には日本語で「50戦記念」の文字が描かれていた。ちなみに1989年ベルギーGPでホンダF1は通算50勝目をマークしている。
そして、レッドブルとの50戦目で優勝を飾ったホンダF1は、アルファタウリとの50戦目となった昨年のイタリアGPでも優勝している。
スマホのゲームをやりながら雨が止むのを待つフェラーリF1のカルロス・サインツJr.とシャルル・ルクレール。対戦相手が隣にいながらも言葉を発せず画面上でチェスの対決をする現代の若者たち。
レコノサンスラップでクラッシュし大きなダメージを負ったセルジオ・ペレスのマシン。レッドブルF1はマックス・フェルスタッペン担当のスタッフも動員して、中断中にマシンをすべて修復してみせた。
マックス・フェルスタッペンを応援するオランダ人の“オレンジアーミー”からは、オレンジ色の狼煙(のろし)も上がったが、レースはセーフティカー先導のまま、わずか3周で終了となってしまった。