2023年F1カナダGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは11番手、カルロス・サインツは8番手だった。サインツはFP3でクラッシュしたが、マシンの修復が間に合い、無事に予選に出場した。しかしサインツは、Q1終盤に、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)を妨害したとスチュワードに判断され、3グリッド降格のペナルティを言い渡された。サインツは11番グリッドに降格され、ルクレールは10番グリッドに繰り上がる。
雨が影響する複雑なコンディションとなった予選で、ルクレールは、Q2でのタイヤ戦略についての提案をチームに受け入れられず、結果的にQ3に進出することができなかった。